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インスタント・ラバーズ
【痴漢/痴女 官能小説】

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饗宴の夜-19

「あああ゛ーッ! ダメ! 二人一緒に動いちゃ、ダメえええッ!」
「クッ、なんだよこれ、引きぬく時、ケツの穴が吸い付いてくる……」
「あーあ、カオリさん、ケツ穴でも感じてんの? もう完全に淫乱じゃん」
「あ゛ーッ! いいッ! ケツ穴も、マンコも、いいのおッ! お願い、イカせてェ!」

 わたしは、二人から同時に責められて恥も外聞もなくアクメを懇願した。
 尻からコージが出て行く時、肉壷の奥をユウキが小突いてくる。
 ユウキが膣から引き抜く時、コージが腸壁の奥まで擦ってきた。
 二人の太い部分がわたしの体内で交差するとき、思わず悲鳴を上げた。

「ヒイイッ、ヒイイイイーッ!」
「おい、カオリ、ケツん中の俺のチンポ、いいか?」
「マンコの中のチンポの方が、気持ちいいっしょ?」
「両方ううううッ! 両方いいいいいッ! あーイク! 両方でイクッ!」

 初めての二本挿しに、わたしの興奮はピークに達していた。
 もう、いつでもイケる。微弱な電流が、体の表面を流れているような気がした。
 でも、これでイッたら、もうどうなるかわからない。
 気を失ってしまうかもしれない。
 何故だか、涙が出てしまっていた。涙も涎も鼻水も、全部出てしまっている。
 とても人様に見せられない姿だった。
 でも、そういう姿を晒せている開放感がたまらない。
 ユウキの勃起が奥を突き上げ、コージの勃起も腸壁に全て包み込まれている。
 その瞬間、わたしの頭の中が爆ぜた。

「イグイグイグッ! ああああ゛ッ! イッぐうううううッ!!」

 二人の勃起が、びゅくりびゅくりと白濁液を弾き出しているのがはっきり分かった。
 気持ちいい。気持ちいい。気持ちいい。
 気持ちいいを遥かに超える何かが体に充満している。
 こんな風に気持ちよくしてくれた二人が好きになっていた。
 こんなに気持ちいいのに、やはり、目覚めた時はそうではなくなってしまうのだろうか。
 そんなことを一瞬考えながら、わたしはやがて気を失った。


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