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インスタント・ラバーズ
【痴漢/痴女 官能小説】

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饗宴の夜-10

「――ここ、触って」 
「カ、カオリさん……ここって、下、もう何も履いてないんじゃ」
「履いてたら、触りにくいでしょう? ほらあ、早く……ここ、ここ触って」

 わたしはドギマギしているユウキの手を取って、強引に自分の股間に導いてやった。
 細長い指が、わたしの柔らかい肉にぬむりと触れてきた。

「は……ああッ!」
「すげえ……俺、女のアソコに触っちゃってる……でも暗くて見えないな、ルームライトつけていいスか?」
「ああ……いやよ、恥ずかしいじゃない」
「だって、カオリさん、自分からパンツもスカートも脱いじゃってるし……いいッスよね?」
「もう……そんなに、わたしのアレ、見たいの?」
「はい、だって俺、女のって生で見たこと無いし。カオリさんのオマンコ、見たいッス」
「そんないやらしい言葉、使わないでェ」
「だって他に言いようがないし。じゃあライト、つけますよ」

 暗がりの中で、ユウキが問答無用でルームライトを点ける。
 車内がパッと明るくなり、わたしの現状が明るみになった。
 上はスーツで、下は何も着けていないという、どこか扇情的で異様な格好だ。
 ユウキの手はわたしの内ももあたりに添えられていて、彼の熱い視線がわたしの股間に向けられていた。
 わたしのその部分は、陰毛が剃られている。
 そして、既に陰唇が広がって、そこからたっぷり蜜を吐き出してしまっていた。
 そこを、ユウキが物も言わずに見つめている。
 その彼が初めて見た生の女の秘裂の感想を、ようやく一言絞り出した。

「すげえ…………」
「ああ、恥ずかしいわ。そんなにジロジロ見ないでェ」
「これって……濡れてるんスよね? それに、毛が生えてない――」
「いやよ、そんなこと、口に出しちゃ……毛は、セフレにそういう趣味の人がいるから」
「セフレって、セックスフレンド? そんなの……カオリさん、ヤラしいっスよ」
「フフ、大人には、そういう世界もあるものよ」
「……俺も、その世界に混ぜてくださいよ」
「ダメよ、ユウキ君はまだ十五でしょう? 未成年にはまだ早いわ」
「でも、俺こんなの見せられたら、もう我慢できないッスよ!」
「さっき手でしてあげたでしょう? じゃあ、もう少し見てもいいから」

 もちろん見せるだけでは、もう足りない。
 いつの間にか、さっきたっぷりと射精したユウキの勃起がまた天を向いている。
 早くこの勃起を入れてしまいたいくらいだが、車内は狭くてしかも動いている中でそこまでは出来ない。
 わたしは足を大きく広げてやって、ユウキに、そしてコージに見えるように秘裂を手で開いてみせた。
 コージが車のスピードを極端に落として、わたしのそこをルームミラーで覗いているのがわかったからだ。


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