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露出する女
【痴漢/痴女 官能小説】

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露出する女-1

         ベランダの女

暑くて気だるい昼下がりだった。
シャワーを浴びると、全裸のままでベランダに干してある洗濯物を取り込んだ。

洗濯物をたたみ終わり片づけた後、絨毯に横たわる。
ベランダからの、心地いい風が幸子の恥毛をなでていく。

(あたし、病気なのかなぁ。。。)
たまに自分の性癖に、心からそう思うときがあった。

それでも止められないし、やめようとも思わない。
こうしている今も、そのスリルと興奮と快感を求めている自分が居る。

「ほんとに女って、ちょっと家を空けるだけでも、この荷物だもんなぁ」
夫の行く先々について行くのに、幸子の荷物の多さに、夫は何の疑いも無く、いつも笑って言う。

幸子の事を心から信じている夫は、まず幸子の荷物に手を触れる事はない。
それでも一つだけ、幸子が鍵をかけているスーツケースがある。
露出用の衣装と、バイブやディルドなどが入っているスーツケース。

以前、夫がバイブなどの大人のおもちゃを使って見たいと買って来たことがあった。
幸子はそんなもの使うのは絶対に嫌だと、頑なに拒んだ。

「あたしそんなもの使わなくて、あなたのおちんちんと指とそれに、、、お口だけで」
幸子は、恥ずかしそうにそう言って、夫に抱きついた。

そんな幸子に夫は満足する。
確かにそんなもの使わなくても、夜の幸子は娼婦みたいに、夫の責めに満足し応えていたから。

幸子にしてみれば、夫のもどかしい使い方でイライラしたりするのも嫌だし、何よりも昼間の露出のときの癖が出そうで怖かった。
もしもそうなったら、せっかく信じて全て幸子の好きな様にさせてくれているのに、その自由がなくなってしまうし、なによりもこの今の楽しい生活を無くしてしまう。

幸子は寝室の押し入れにしまってあるスーツケースから、大小のディルドを取り出した。
それを持って、全裸のままベランダにでた。

サッシの幅広くなっている枠の所に、高さと位置を合わせて、吸盤を押し付ける。
それから二つのディルドにローションを塗ると、ゆっくりと膣とアナルに埋めていく。

ベランダの枠に手をついて、静かに身体を前後に動かしていく。
ベランダは目隠しが施されいて、普通に立っている時は乳首の辺りからから下は見えなくなっている。

向かいのマンションの3階から見たら、幸子の淫らな裸の背中から尻にかけて見えてしまうだろう。
誰にも見られていなくても、幸子には十分な興奮と快感がもたらされる。

「はっはっはっ…んっ。。あっはぁぁああ。うんっうんっうんっ…」
膣の快感とアナルの快感が互いに刺激し合って、増幅され身体中を快感が支配していく。

幸子は始めに気づいていなかったが、向かいのマンションの二階から、その様子を伺っている人影があった。
しばらくして、チラチラと動く気配に気づいた幸子は、意識しながらも快感の波に溺れていた。



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