第11話-2
「んっ…」
「んっ…」
二人は唐突にベロチューを始めます。
「わーっ!!二人とも何してるんですか!」
「ゆえちゃん…これ…」
美さきちゃんは、はいていたパンツを脱いで、私に差し出します。
しかも、ちゃんとクロッチの部分を私に向けて広げています。
黄色い筋がかわいらしいです。
「ええーっ!どうしてこうなるの!?」
「今のベロチューで、私とゆえの好みを読んだんだ。
すごいな、どこまで読めてるんだろう?」
「ゆえちゃん…」
「はいぃ?」
美さきちゃんの眸は灰色のような、青のような、曇ったときの空のような色をしていて、
吸い込まれそうで、距離感があやしくなって、まわりの景色がスーッと…
(はっ)
「ナオさーん!この子、催眠術使う〜!!」
「私には使う必要ないからねぇ。ゆえ、あなたそーとー気に入られてるよ。
どうしても自分の物にしたいんだ、諦めなさい。…これは…ひょっとして?…。
美さき、そうなの?」
「はい…」
「ゆえ、美さきがあなたのバージンもらうって言ってる」
「えーっ!?言ってないしっ!」
「じゃ、美さき前ね。私、ゆえのお尻好きだから」
「はい…」
「って、これも分かっているんだわ。もう、言うこと無いや」
「えーっ!!お母さーん!この人たちおかしいー!」