姉弟ゲンカ-6
「だっ、ダメぇ!雅ぃっ!」
「ん?さっきまでの威勢はどうしたのかな?萩原まりなちゃん」
「うるさいっ!あんただって萩原でしょ?!」
そりゃあそうだ。だって姉弟だからな。
嫌がるまりなのパジャマを剥ぎ取り、ほぼ全裸に近い状態にさせた。ここからが俺の時間だ。
豊かな乳房を真ん中に合わせる様に押し上げ、屹立したヨダレ塗れのそれを挟む。
「いやっ、濡れてる!汚いでしょ!」
「なに言ってるんだ、こんなになるまで咥えたのは誰だよ」
「う……うるさぃ……」
明らかに自分のせいなので反論する声も小さかった。こんなにでかくなりやがって、殆ど俺のが見えないじゃないか。
「やぁっ、熱い、やだ、まだムクムクしてない?」
「口閉じてろ……欲しいなら喋ってもいいぞ……うっ!」
もう少し我慢できるはずだったが、予想以上にまりなの乳房が柔らかかったので、気が付いたら発射していた。
可愛らしい顔にびゅるびゅると真っ白い汚いモノをぶちまける。
「もぉ……ま、まだ出るの?あんたおかしい、お姉ちゃん相手に、こんな……」
「お互い様だろ?」
ついさっきまでまさか姉とやるなんて、と思っていたが、今はたかが一発でおさまりそうにない自分に嫌悪感すら感じなくなっていた。
だって、目の前にこんなカラダがあったら、誰だってこうなるはずだ。
俺は聖人じゃなくてただの人間だから尚更である。
「でも、お姉ちゃんの勝ちだね」
「はあ?」
「魅力のない女なら、ここで終わりだもん。そうでしょ?雅」
「そうだね。褒めてあげるよまりなちゃん」
「お姉ちゃんって呼べ。何度も言わせないで!」
今にも膨張しきった肉棒を挿入されそうなのに、余裕だな。或いは、もしかしたら単なる負け惜しみかもしれない。
明らかに負けてるのに強気な態度のままでいれば、気持ちの上では負けた事にはならないとか……
「うるさいな。ちょっと静かにしてろ」
「あっ……まっ、待って、まだ準備がぁ…っ!」
いいや、もう十分だよ。これだけ溢れそうなら大丈夫だ、そうだろまりな。弟が相手なのにどうしてこんなになってるんだ。
耳元で意地悪な言葉を囁いたら、至近距離で頭突きされた。まったく、可愛い顔して気が強いんだからな。
「う、うそぉ、入ってる。雅のが、わ、私の」
「まりなの、なんだ?どこにどうなってるんだ、痛っ」
次は胸板に頭突きされた。涙目で白い肌が真っ赤になっていて、触れたら火傷しそうなくらい熱くなっていた。
「ずるいよ雅、そんなことされたら、お姉ちゃん……どうしようも無くなっちゃうよぉ」
「なんで素直に従ってるんだよ。嫌なら抵抗したらどうだ?ん?まりな」
「だ、だってぇ……んっ!」
何を言いたいのかは知らないが、やっぱり快感には逆らえないらしい。試しに腰を前に突き出してみたら、まりなが顎をあげた。
「痛いよ雅、もう少し優しくして」
「俺はこれくらいのがいい。黙っててく……」
するとまりなは覆いかぶさる俺の唇に自分のそれを重ね、手に指を絡ませてくる。