成人式-10
「はい。ありがと」
もう少しでイっちゃう・・・って時に
秋クンは両手をぱっと離した。
私は何が起こっているのか分からず
ポカンと後ろの秋クンに振り向いた。
「ありがと。あずさ。成人式のお祝いもらったから」
はぁぁぁ?
ここでストップ?
「え?終わり?」
「そうだよ。お祝いもらう俺が満足なんだからいいだろ?」
えええ?
また、おあづけ?
「あんなに声出したんだから喉渇いただろ?」
そう言うと
丁寧にブラのホックをして
セーターを下げてくれる。
ぐちょぐちょに濡れているところは
ご丁寧にティッシュで拭いてくれて
下着を履かせてくれた・・・
そして台所に飲み物を取りに行ってしまった。
あ〜ぁ・・・
冬も不発に終わりそうです・・・・