第7話-1
「ゆえ、おかえり〜」
「あっ、今日はナオさんのほうが早いんでしたね。ただいまです」
「だっこさせて〜。あーいいにおい。全部、嗅いでいい?
今日、体育あったんでしょ?時間割みたよ」
「えー、おフロ前なのにぃ」
「ね、お願い。ゆえのこと考えてたら欲しくなっちゃった」
「汗くさいとか言ったら、私、泣きますよ」
「言わないから、ね?」
「もう、いいですよ。好きにしてください」
「じゃあ、キスさせて」
ナオさんは背の低い私に、かがんでキスをしてくれます。
とても嬉しそうです。
「ゆえは、かわいいなぁ。うれしいなぁ。ギュッてしちゃう」
「制服シワになっちゃう…」
「じゃ、おフロ場に行こう!どうせ、おフロ入るんだし」
マンションのおフロはヒーターが付いているので、快適です。
私はスルリと裸にされました。ナオさんも裸です。
「ゆえの裸は、かわいいな。きれいだな」
そう言って、私の首に、肩に舌を這わせます。
「ゆえ…後ろ向いて壁に手を付いて…お尻舐めるから…」
「はわわ、学校のトイレはシャワーじゃないのに」
「今日は学校で出したの?」
「…はい、学校で出しました。って、そんなこと言わせないでぇ」
ナオさんは屈んで、私のお尻に顔を近づけます。
「かわいいにおい。キスするね」
「わあん。汚れていたらゴメンなさい」
「少し汚れてたほうが、かわいいよ」
そう言って、洗っていない私のお尻の穴を舐めます。
「んっ!…味がするね」
「ヤダ!」
ナオさんは私のお尻を左右に広げ、舌を押し込んできます。
「そんなにしたら感じちゃう…」
「ゆえ、濡れてきたよ。前もちょうだい」
私を前向きにします。
「おしっこのにおいがする…」
「ちょっと!」
「かわいいなぁ…」
私はまだ、そんなに毛が生えていません。
ナオさんはひざまずいて、私の性器を舐め吸います。
「ナオさんゴメン。おしっこしたくなった」
「ん?いいよ」
「だっ、だめですよ」
「ちょうだい。ナオにゆえのをちょうだい」
ナオさんは私の手をとって、自分の頭に置きます。
まるで私が、ナオさんの顔に押し付けているようです。
ナオさんは私の身体から、体液を吸いだそうとしています。
ナオさんのオナニーの音が速くなります。
「そ、そんなにしたら、出る…」
私は失禁しました。脚がガクガクします。
ナオさんの顔に、口に、しゅーっとおしっこをします。
時々、ナオさんがコクン、コクンとのどを鳴らします。
ナオさんは顔をおしっこだらけにしてイキました。
「はーっ。ゆえの飲んじゃった。ゆえが私の身体に入っちゃった。うれしいな」
「シャワー浴びましょうよぅ」
私たちは仲良く洗いっこをしました。
マリーさんが来日します。
ナオさんのお母さんで、イギリス人です。
遺伝の研究をしている人で、製薬会社のえらい人です。
私たちが住む町の、日本支社に来るときにナオさんに会います。
年に1〜2回くらいしか会えない、忙しい人です。
今回、ナオさんは私を「大切な家族」として紹介するので、とても緊張します。
マリーさんは日本人女性の恋人がいた人なので、日本語を話します。
ナオさんのお母さんですから、頭の良い人なのでしょう。
時間が無く、大切な話があるということで、人の少ない公園のあづまやで会見です。
簡単なテーブルとベンチがあります。
私たちが待っていると、程なくしてやってきました。
「ナオ、久しぶり。元気そうね」
「マリーも変わりなさそうね。変わらず忙しいね」
「忙しくしてるの。そちらがゆえちゃんね。初めまして、ナオの母のマリーです」
「初めまして。橋本ゆえです。よろしくお願いします」
「ゆえには全部話してある。…ゆえは私の大切な家族なの」
「…ゆえちゃん。ナオは『いいにおい』でしょう?」
「えっ!マリーさんにも分かるんですか?」
「ちょっと!マリー!私、聞いてない!」
「手短にいくわよ。それはフェロモンなの。恭子…私の恋人だった人と同じ。
フェロモンの作用なの。恭子の形質が遺伝したのね。
ナオのフェロモンは私には分からない。
そもそも、特定の個人にしか作用しないフェロモンなんて自然界にありえない。
神様のイタズラね。あなたたちは、間違いなく運命の恋人同士よ。
でも、危険なイタズラだわ。相手のためなら倫理も道徳も自分も無い。なんでもするの。
ゆえちゃん…」
「はい」
「ナオのにおいは、たまらないでしょう…」
「(汗)」
「ゆえちゃんが大人になったらもっと良くなるのよ…羨ましいわ…」
「(滝汗)」
「ちょっと…マリー」