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アンバランス×トリップ
【ファンタジー 官能小説】

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赤い眼-17

「んやっああんっ」

 カリオペの頭に火花が散って身体が小刻みに震える。

「あっはぁんっもぉっ」

「イキそう?早いな」

 いつも早い方だが何か違う……ゼインの指が熱くて、優しいくせに容赦なくて……。

「あっあっイっちゃっ……アアァァっ!!」

 カリオペはビクンと身体を反らせて軽い絶頂を迎えた。

「ぁ……ふはぁっ」

 身体の震えが治まると、肺の中の空気を一気に吐き出して弛緩する。

「……どう?」

「気・持・ち・良い〜」

 ふわふわ身体が浮いてゆらゆら揺れて……カリオペはうっとりとゼインに微笑んだ。

「そりゃ良かった」

 ゼインは嬉しそうにカリオペの頬……唇につくかつかないかの位置にキスをする。

「でも、足りなぁい」

 たった今イッたばかりだというのに、カリオペはゼインに腰を寄せておねだりをした。

「俺も」

 ゼインは腰に巻いていたタオルを剥ぎ取ってカリオペの脚の間に身体を割り込ませる。
 ゴツと硬いモノが当たり、その感触にカリオペが眉をひそめた。

「あ?」

 何だか異常に硬いし、ゼインの体格にしては大きい気がする。

「奴隷ってのは愛玩改造ってのもあってなぁ」

 ゼインの言葉にカリオペはゴクリと唾を飲んだ。

「おかげで常人よりもデカいし硬いぞぉ?」

 その凶悪なモノをじゅりじゅりと擦りつけるゼインは、悪戯っ子を通り越して悪魔の笑顔。

「病み付きになるかもな?」

ズリュ

「ひぅっ?!」

 カリオペの淫口を割り開いてめり込んだモノは、ゆっくりと前後しながら進んでくる。

「はっあっ……うぅ……ゼイン……」

「くっ…痛かったら……言えよ」

 痛くない……むしろ隙間全部を刺激しながら埋まっていくのが凄い快感を生んでいる。
 カリオペはゼインの背中に腕を回してしっかりとしがみついた。


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