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アンバランス×トリップ
【ファンタジー 官能小説】

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赤い眼-16

「名前は?」

「えっと……カリー」

「そっか、俺はゼ…そうだな……ゼインでいいや」

「……でいいや?」

「いや、名前無いから今つけた」

 飼い主からはもっぱらチビとか、ミニとか……とにかく、腹の立つ呼び名だったらしい。

「ゼイン?」

「そう……もっと呼んでくれ……忘れちまうかもしんねぇし」

 少年……ゼインはカリオペの首筋にキスしながら服を脱がせていく。

「ゼ…イン」

「ああ」

 つけられたばかりの名前を呼ぶと、ゼインはくすぐったそうに笑う。

「そういや、カリーって何歳?」

「16」

「ふうん」

「ゼインはぁ?」

「じゃ、16にしとく」

「しとくって……」

「だあら、年齢も知らねぇんだって。大体そんなもんだろ?」

 自分の事は何も知らない、とゼインは語る。

「じゃあ、今日が16歳の誕生日だねぇ」

「お、それ良いな」

「ふふっ誕生日おめでとう、ゼイン」

「どうも」

 ゼインは産まれて初めて誕生を祝ってもらい、無茶苦茶嬉しそうに……カリオペの服を全部脱がした。

「最高の誕生日プレゼントだ」

 全裸のカリオペは眩しいくらいに綺麗で、ゼインはうっとりしながら胸にしゃぶりつく。

「あっ」

 大分成長したカリオペの胸はまだまだ成長し続けている。
 その柔らかい胸の頂点をゼインは執拗に攻めた。

「っああっ気持ち…いい…ひゃあぁんっんやっ」

 カリオペはゼインの頭を抱いて灰色の髪をくしゃくしゃにする。
 乳首を弄りながらゼインの片手はカリオペの身体を下っていった。

「凄ぇ濡れてる……ココまだ触ってねぇのにな」

「ぁふあっ」

 わざとぐちゅっと音を立てて秘部を擦るゼイン。
 入り口を縦に往復して敏感な核を見つけると、ソコを指で引っ掻くように刺激した。


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