投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

ハートのエース
【女性向け 官能小説】

ハートのエースの最初へ ハートのエース 30 ハートのエース 32 ハートのエースの最後へ

ダイヤのクイーン-6


その日の放課後、あたしの顔を心配したあずさとダイスケが
ミスドで100円ドーナツをおごってくれた。
ゆっくり話を聞いてあげたいけど・・と言ってくれたけど
あずさは今日は片思いの幼馴染と約束があるらしい。
あたしは大丈夫だから、と家に返した。
ダイスケはあたしを一人にできないとかなんとか言って
結局お土産のドーナツをいくつか持ったまま
あたしの家までついてきた。

「ただいま」

玄関を開けたら見慣れた靴が見えた。
ヒロ君のだ・・・
昨日、あんなふうに逃げたのに会いたくないな。

そんなあたしの気持ちを無視して
「おっじゃましま〜す」
とダイスケが大声で挨拶をする。
男が来たよ。でも俺ですよ。心配ないっす。というアピールらしい。
うっるさ・・・
頭に響くっつーの・・・

そんなダイスケの声に反応したお兄ちゃんが
「ダイスケか?久しぶり。顔見せろよ!」と
リビングから声をかける。






ハートのエースの最初へ ハートのエース 30 ハートのエース 32 ハートのエースの最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前