隠し事-17
「んぁっ……な…に……コレぇっ」
「はっ……奥、良いだろ?ちょっとした刺激で何度でもイケるぜ?」
スランは少し腰を動かしてノックするように刺激する。
「ふあっ?あっ……あああああぁぁ……」
心臓の脈動に合わせて快感がズンズン大きくなり、頭の中が白く霞んでいく。
「凄ぇ……中がうねってるっ」
スランはカリーの背中に腕を回して更に強く抉った。
「アァああぁ……っだめぇっあっやああぁぁっ!!」
膨れあがった快感がいきなり破裂してカリーは一気に絶頂に達した。
「ぅ?!」
ぎゅんぎゅんと強く締め付けてくるカリーに、スランは再び耐える。
「ふにゃ……」
カリーはクラクラする頭を正気に戻そうとするが、白く染まった頭は夢の中を漂っているようで……。
「……ゼ……イ……」
「!!」
ぽやんと惚けたカリーの口から小さく漏れた声に、スランはギリッと奥歯を噛み締めた。
「……お前……最低な女だな……」
行為中に他の男の名前を呼ばれて面白い筈が無い。
スランはカリーの両足を肩に担いで、ガシッと腰を掴んだ。
「?っああんっ!!」
無意識だったのでカリーは自分が何を言ったのか分かってない。
それが益々スランの怒りに火を付けた。
「俺だけ感じとけ」
スランはカリーの腰を少し上げて激しく突き上げ始めた。
「きゃうっ?!やあっあっああっ!!」
2回もイッてるのにカリーの身体は貪欲に快楽を貪り、終わりの見えない快楽の波に呑まれる。
「ハッ…くっ……カリオペっ出す…ぞ」
「やっ?!中出し禁止ぃっ!!」
「うるせぇっ!知るかっ!たっぷり注いでやるっ!!」
「イヤっやだっヤメテっ!!」
スランは怒りに任せてカリーを突き刺し続けた。
身体をぶつける音と、カリーから流れた液体の卑猥な音が部屋中にこだまする。
「嫌嫌嫌っ!ああっあっいやぁっーーーー!!」
無理矢理絶頂に押し上げられたカリーは絶叫しながら意識を飛ばした。