ハートのジャック2-11
「ナオは痴漢に感じちゃうんだ?」
意地悪な言葉をやめないヒロくんは
片手をブラウスから引き出すと
太ももを触ったあと
人差し指を下着の中に入れてきた。
「ん・・・いやぁ・・・いゃ・・」
濡れてるのがバレちゃう・・・!
あたしの声に混じって
クチュクチュと音が聞こえてきた。
「もう、こんなに濡らしてる。
痴漢されてるってシチュエーションに濡れちゃった?」
首筋を舐めながら
荒い息で話すヒロくんにゾクッと感じた。
「はぁ・・はぁ・・・んぁ。ヒロくん・・・もっとぉ」
もっと指を奥まで入れて欲しくて。
もっと指で中をかき回して欲しくて。
気がつけばあたしはお尻をヒロくんにこすりつけるように
動かしていた。
「エロ・・ッ。ナオ、エロ過ぎっ」