ハートのジャック2-10
胸をもんでいた手が首を撫でたかと思ったら
第二ボタンを外して上から胸を覗き込んだ。
「この前の下着も思ったけど・・・
この下着、派手すぎない?誰に見せるんだよ。
それともナオは痴漢に見て欲しくてこんな下着を着けてるの?」
意地悪なヒロくんの言葉に耐えていた涙が流れた。
ひどいよ。
ヒロくんひどい。
何でそんなに意地悪なの?
くるりとあたしを後ろ向きにさせたと思ったら
後ろから両手で胸を揉み出した。
「んぁあ・・・ぁ・・・はぁ」
思わず出ちゃった声を手でおおったけど
遅すぎてその声ははっきりと部屋に漏れた。
その声を合図にヒロくんの両手が
あたしのブラウスの中に入り込んで
ブラを押し上げた。
プルンと自由になったおっぱいを
痛いぐらいのチカラで自由にもんでいるヒロくん。
「あ・・ぁ・・ぁぁぁっっ。ヒロ・・くんっ」
あたしはヒロくんに直接触られていると思っただけで
もう、何かを考える気力はなかった。