〈幼き獲物・銭森美津紀〉-3
――――――――――――
かび臭いコンクリートの部屋にぼんやりとランプが灯る。
5メートル四方くらいの広さに、3メートル程の高さの天井。
そこには頑丈そうな鉄格子が備えられ、何本かの麻縄が下がっている。
その縄の集中する先に《供え物》が結び付けられ、操り人形のようにブラ下がっていた。
数日の間、着替えもままならなく、汚れた制服を着た美津紀だった。
後手に縛られ、巨大な胸肉の上下にも縄が巻かれていた。
そして手首を極めた余り縄を肩口から回し、胸の下部に巻き付く縄の、その両の胸肉の間に絡められて、更に引き上げる事で胸肉を引き絞られていた。
そして太股や膝下、足首にまで麻縄は絡み付き、コの字に股間を拡げた姿勢で宙に吊られていた。
まだ薬が効いているのか?ガックリと項垂れたまま美津紀は動かない。
まるで蜘蛛の糸に絡んだままの、蝶々の死骸のよう。
『……最近の娘は可愛い下着を選ぶんだな。夏帆や真希はシンプルなのを穿いてたが?』
サロトは美津紀の真下にしゃがみ込み、スカートの中を覗いていた。
早くも変質者の本性が露わになっていた。
『色気づいた娘が増えまして……困ったもんです』
専務はニヤニヤと笑いながらサロトを見つめ、傍にあった椅子に腰を掛けた。
部屋には専務とサロトの手下が二人。
サロトは早くも全裸になり、弛んだ腹や尻を不必要に揺らしている。
サロトの手下は綺麗な緑色の作業着を着ており、その体格の良いのを見れば、サロトのボディーガードなのだろう。
『その娘の名前は美津紀と言いまして……あの夏帆の従姉妹なんですよ』
『!!!!』
サロトはギョロリと目を見開き、驚いたように口を開けて顔を崩した。
お気に入りだった夏帆の血縁者が、今また自分の目の前に居る……夏帆よりも幼い顔立ちで、しかも身体の発育は全てにおいて凌駕している……サロトの瞳は見る間に血走り、美津紀の髪を掻き上げて唇を重ねた。
「……ん……んん?むぐぐぐ!?」
童話ではお姫様は王子様の口づけで目覚めるものだが、哀れな美少女の目覚めは不潔極まりないハゲオヤジの接吻であった。