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Twin's Story 外伝 "Hot Chocolate Time"〜一人エッチタイム
【フェチ/マニア 官能小説】

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一人エッチタイム-4

 「ねえねえ、龍、」
 「なんだい?」
 龍の部屋で真雪は入浴を済ませた彼を待ち構えていた。
 「お願いがあるんだけど。」
 龍は真雪といっしょにベッドの縁に腰掛けた。「なに?今すぐ抱いて欲しい?いいよ。ほら、横になって。」龍は真雪の身体を抱いて、ベッドに押し倒した。
 「もう、焦っちゃって。ほんとは龍の方が早くあたしを抱きたいんじゃないの?」真雪は笑いながら龍の顔を見上げた。
 「その通り。俺、もう君を抱きたくてしょうがないんだけど。」
 「その前に龍にしてもらいたいことがあるんだ。」
 「してもらいたいこと?」
 「そう。一人エッチ。」
 「ええっ?!一人エッチ?どうしてまた・・・。」龍は真雪から身体を離した。
 「龍がどれくらい液を出してるのか、あたし知りたいんだ。」
 「え、液?」
 「うん。だから、やって。あたし見てるから。」
 「そ、それは相当恥ずかしい。」
 「ねえ、やってよー。お願い。」真雪は懇願するように龍の目を見つめた。
 「え?あ、あの・・・・。」龍は困った顔をして真雪の視線を受け止めた。真雪は日頃あまりそういう風にあからさまに龍に甘えることはなかったので、たまにそんな目で見られると彼は真雪の頼みを拒否できないのだった。
 「わ、わかったよ。で、でも、ティッシュに出したらだめなんだよね?」
 「できれば出してるとこ、見たい。」
 「じゃ、じゃあ、床に横になってしてみるよ。フローリングに出せば、どれくらい出たかがわかるし、後で拭き取るのも楽だし。」
 「そうだねっ。」
 「・・・・真雪、そんなに楽しい?」
 「うん。早くやって、早く!」
 「わ、わかったよ・・・。」龍は着ていたスウェットを脱ぎ始めた。
 「あ!」真雪が叫んだ。「もう一つお願いしてもいい?」
 「なに?」龍が上半身裸になった状態で訊いた。
 「ちっちゃな水着穿いて、その上に中学の夏の制服着てやってよ。」
 「ええっ?!なに、それ。」
 「あたし龍の水着姿や制服姿に萌えるんだ。」
 「ほんとに?」
 「うん。水着姿はスイミングで見てて、すっごくかっこいいっていつも思ってるし、あなたの制服姿見てると、思わず後ろから抱きつきたくなるんだよ。」
 「そうなの・・・。」龍は呆れたような困ったような顔をした。
 「水着はできるだけちっちゃなのね。」
 「じゃ、じゃあ、ジュニア用・・・。まだ穿けるかな・・・。」
 龍は、真雪に言われた通りに、ぱつぱつのビキニタイプの水着を穿いて、夏の制服を身につけた。
 「いやん、素敵っ!」真雪は思わず背中から龍に抱きついた。
 龍は顔を後に向けて言った。「・・・真雪、今日は何だか変だよ。何かあった?」
 「早く、早く横になって、やってみてよ、龍。」
 龍はフローリングの床に横たわり、ズボンのベルトを緩め始めた。「そう言えば、真雪は前に俺の出すとこ、見たことあるじゃん。君んちのバスルームで。」
 「え?あ、そう言えばそうだね。あたしたちが初めて繋がった日に、一緒にお風呂に入ったよね。」
 「そう。その時君、手で俺をイかせたじゃん。あの時一度見てるでしょ?」
 「あの時もいっぱい出したよね。そうだったそうだった。うん。いっぱいだったね、いつまでも出してたし。そうか、あれからもう一年が経つんだね。あ、全部脱がないでね。」
 「え?」
 「シャツをめくって、」
 「え?こ、こう?」龍は緩めたズボンから半袖の白い開襟シャツの裾を抜いて、胸のところまで持ち上げた。
 「それから、ズボンを膝まで下げて、そうそう。」
 龍は言われた通りに水着を穿いた下腹部を露わにした。「や、やっぱり恥ずかしいよ、真雪。」
 「水着をちょっとだけ下げて、上からあなたのを出して、手で刺激してみてよ。」
 「あ、あのさ、真雪も協力してくれない?」龍が赤面したまま言った。
 「え?協力?」
 「俺の一人エッチのおかずになってよ。」
 「おかず?」
 「そ、そう。真雪のおっぱい見ながらやりたいな、俺。」
 「えー?」
 「見せてくれないと、やんないからね。」龍は拗ねたように言った。
 「もう、わかったよ。」真雪もスウェットを脱ぎ、少し恥ずかしげに龍を見ながらブラを外した。
 「いいね。いつ見ても真雪のおっぱいは最高だよ。」
 真雪がにやにやしながら言った。「ほしのあみのおっぱいと、どっちが萌える?」
 「えっ?!」龍はさらに赤くなった。
 「あたしも巨乳グラドルになれるかな?」
 「な、なんでそんなこと・・・・。」龍は冷や汗をかき始めた。
 「今も持ってるの?その写真集。」
 「母さんめ・・・・・!」
 「ふふ、健全だよ、龍。思春期の男のコって、みんなそんなものなんじゃない?」
 「まったく、もう・・・。」
 真雪はショーツ一枚の姿になった。「これでいい?」
 「そこに横になってよ。俺のがかからないように少し離れて。」
 「かかってもいいけど。」
 「だめっ!」
 「そ、そんなに力一杯拒絶しなくてもいいでしょ。」
 「とにかく、離れて。」
 「このあたり?」真雪は龍から少し離れた場所に、同じように横になった。
 「じゃあさ、真雪もやって、一人エッチ。」
 「あ、あたしも?」
 「そうだよ。俺だけなんて不公平だろ。やったことある?」
 「な、何度かはね。龍の身体を思い出しながら・・・。」
 「そう。」龍は無邪気な子供のように、ひどく嬉しそうに笑った。


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