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〈亡者達の誘う地〜刑事・銭森四姉妹〉
【鬼畜 官能小説】

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〈過去を漁る黒鉄の檻〉-16

「ふぎぃッ!!んがあぁ!!や…だあぁぁぁ!!!」


すっかり従順になってしまった秘穴をじっくりといたぶられ、そして時折激しく突かれると、文乃は驚いたような悲鳴をあげながら身体をのけ反らせた。
どんなに歯を食い縛って耐えても、その身体が意識とは乖離してしまったとしても、その肉体は文乃の物であり、その恥辱極まる反応は文乃自身の物。
どんなに悔しくて哀しくても、肉襞の一枚一枚は専務の非道な亀頭を舐めあげて快感を与えてしまうし、その傍若無人なピストン運動は文乃の関節をバラバラに砕き、為すがままを良しとする肉人形に変えてしまっていた。
胸肉までも硬化してしまったのかと錯覚するまでに乳首は鋭く尖り、悲鳴と呼吸が一体化した叫び声は途切れる事を知らない。
子宮口を殴りつける亀頭は更に肥大し、肉棒はギリギリと固くなって反りを強めた……専務の肉体もまた、限界を迎えようとしていた……。



『このまま……出しちまってイイよな?ヘッヘッヘ……』

「!!!!」


男達も、文乃や美津紀も、そして檻の中の少女達にも専務の台詞の意味は理解出来ていた……なんの意思疎通も無い、一方的な欲情の発露……筆舌に尽くしがたい嫌悪感に満ちた快感の果ての非情な結末に、文乃は今更ながら抗いを見せた……。


「い…嫌あぁッ!!わ、私に……そんなぁ!!!」


髪を掴む手を引き離そうと頭を振り乱し、手枷を掴む手を振り払おうと上体を捩っては身体を左右に振った。
苦し紛れな渾身の抵抗も、肝心な下半身はしっかりと専務が抱きしめていたし、股間の中心には深々と巨根が突き立てられている。
その足掻きは、我を忘れた悶えにしか見えず、髪も手枷も男達から離れる事も無い。


(あ…あおい……お願い……私に力を貸して!!お願いだから!!)


本来なら、この男達など〈敵〉ではなかった。
鍛え上げた肉体と逮捕術の技術さえあれば、全員の制圧も容易い。
だが、少女に向けられた専務の卑怯な凶器に、その《武器》は収めるしかなかった……。
檻の中の少女達。その傍に男達を近づけさせてしまった判断の誤りは、取り返しのつかない事態にまで陥ってしまい、この船を止める手立ても、少女達を助ける手段すら奪われてしまった。
安否すら分からぬあおいに助けを願っても、そのあおいすら男達には敵わなかった……文乃の運命は、親友と同じ結末しか辿るまい……。


『ヒ…ヒヒ……巨乳ちゃん見とけ……種付けされる文乃先輩の姿をなぁ!!』


上擦った声で専務が叫ぶと、文乃は目を剥いて美津紀を見つめ、言葉にならぬ叫びをあげた……その悲痛な声は美津紀の鼓膜をつんざき、部屋の空気までもビリビリと震わせた……たかが枷一つで弱者に堕ちた文乃には、悲鳴だけが自分が成し得る手段だった……。


「やめろッ!!聞こえてるんでしょ?文乃さんを離せぇ!!……やめろおぉぉ!!!」

「んあ"ッ!?……や"あ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ッ!!!」


文乃の言葉が無意味なら、美津紀の言葉も同様……多勢に捕らえられた美貌の刑事は、空っぽの子宮に犯罪者の遺伝子をいっぱいに湛え、胎内から腐っていく己の身体の焼き付く痛みに震えて泣き崩れた……。



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