第三章 肛虐の宴-18
「奥さんの尻の具合はどうですかな?」
美優にフェラチオさせながら、張元がニンマリ顔を大村に向ける。
「ううむ、これは絶品ですよ……。もうちょっとで根まで埋まります。が、これは、腰を使ったら一分持たないかもしれません」
事実、たったいま挿入したばかりだというのに、もう大村の表情には射精感を堪えるかのような強張りがひどく浮かんでいた。
「奥さん、お尻の穴にチ○ポをずっぽりと咥えた気分はいかがですかな?」
張元が、絶息せんばかりに低い声で呻いている美優に慈悲もなく聞く。
「う、うう……うくっ……」
「おっほっほ、大村さん、どうやら奥さんも気持ちいいみたいですよ。そろそろ腰を使ってやったらどうです?」
大村は、狭い腸管にギュウッと激烈にペニスを締め上げられながらも、精一杯の笑顔を張元に返した。
そして、亀頭は残しながらゆっくりと肉棒を引き、再びそれをヌヌッと押し込んだ。
「はっ、はああっ……」
肛門から肉を裂くような痛みが身体中に走っていく。
結合部分からはヌチ、ヌチ、と不気味な摩擦音が聞こえ、それが、いま行われている行為が如何に変質的なものかを美優に知らしめてくる。
美優は、鋭いエラが腸壁を擦っては引っ掻きを繰り返すなか、何度も瞼の裏に火花を散らせていた。
張元が、美優の口から軟体棒を引き抜き、のっそりと起き上がった。
少しでも美優の不快感を失くしてやろうと、横にまわって豊満なバストを揉みしだきにかかる。
手のひらにたっぷりと催淫クリームを落とし、それを乳椀にしっかりと塗りたくりながら巧みな手付きでバストをやわやわと揉み込んだ。
(あっ、ああっ……あんっ……イヤッ……ど、どうして……お尻……お尻が……気持ちいい……)
少しずつ妖しい快美さが生まれてきたヒップに、美優が困惑したように二度三度瞬きをした。
忘れかけていた秘芯の疼きも、気付けば先ほど以上に熱を上げている。
一瞬でもそこを意識したのが間違いだった。
激しく首を振ってみても、アヌスに加え、秘芯のほうも淫らに欲情しつづけていく。
「大村さん、奥さんが感じはじめてますぞ!」
バストを丹念に揉み込みながら、張元が満面の笑みで大村を見る。
「くっ……しかし、私のほうが……もう、持ちそうにありません」
終始ゆったりとしたストロークだったが、大村は自身が予言したとおり一分も持たなかった。
その高ぶりを一気に解放すべく、腰の動きを小さくしながらスピーディーに肉棒の抜き差しを行っていく。
大村が邪心の赴くまま深々と肛門を貫くたびに、美優もまた乾いた唇を淫らにめくりながら喘ぎに近い声で鳴いた。