第三章 肛虐の宴-13
「ううっ……はあっ……あああっ」
深々と挿入し、すぐにスイッチを入れてモーターを稼働させる。
美優の顔がグーッと上を向いていき、こんもりとした美尻の丘がブルブルッと震えた。
「大村さん、もうそこをどいてもいいじゃろ。申し訳ないが、洗面器にぬるま湯を入れてきてくださらんか」
張元の言葉に「ほいほい」と慣れた感じで腰を上げ、大村が全裸のまま奥のほうへ去っていく。
張元は、陰唇に抜かったバイブを足先でギュッと押さえておきながら、大村が戻ってくる間に浣腸の準備をそそくさと始めだした。
「ひっ……いっ……いい……はあっ……」
美優は、髪を振りたてながら小さく何度もかぶりを振った。
ムズ痒くて堪らなかった膣内……その箇所を、側面にイボイボの突起をつけたバイブが規則的にローリングしながら摩擦してくる。
それが一擦りするたびに激烈な快感が秘芯に走り、そこから全身へと歓喜の焔が広がっていく。
潤んだ眼をうっすらと開け、美優は遠くを見つめながら小刻みに唇を震わせた。
小さなアクメが、早々に何度も脳天へ突き上がってきていた。
「張元さん、これくらいでよかったかな?」
「ああ、十分です。ではでは、この立派な尻がどれくらい飲むか試してみますか」
張元が、持ってきたグリセリン液をぬるま湯の中にドボドボと落としこむ。
それを、浣腸器の先で軽く混ぜてからチュウッと吸い上げていく。
「大村さん、一発目はどれくらい入れましたかな?」
「2百ccです」
「ふむ、それじゃあ、4百ccほど入れてみますか」
この二人の不気味なやり取りは、愉悦の波に飲まれ切っている美優の耳には届いていなかった。
硬質な感覚が不意に肛門を貫き、美優が焦ったように後ろを振り返る。
「さあ奥さん、まずは一気に2百ccいきますよ」
「ヒッ……嫌ッ……か、浣腸は嫌です!」
「ほら、動くとガラスが折れて大変な事になりますよ」
張元の手がゆっくりとシリンダーを押し進めた。
ヴァギナに刺さっているバイブは、いま大村の手によって巧みに動き回されている。
「い、いやっ……あうう……」
チュルチュルと流入してくる液体に、美優は苦痛の表情で顔を仰け反らせた。
次々に流し込まれてくる液体が腸壁や粘膜を刺激し、ピリピリとした痛みを走らせてくる。
しかし、息絶え絶えに啼いている美優の表情には、どこか恍惚とした色気が滲んでいた。
張元が、シリンダーを半分ほど押し込んだところで一旦動きを止めた。
埋め込んだノズルで肛門をこねくりまわしながら、ジロッと美優の反応を伺う。