第三章 肛虐の宴-11
(こ、こんなときに……くっ……)
ワンピースを取られ、再び下着姿となった美優が重ねた美脚をもじもじさせた。
「んっ? 奥さん、なんだか落ち着かないようだね?」
でっぷりと太った禿げ親父が、手もみしながらニンマリと笑いかける。
「どうした? アソコがじゅくじゅくと疼いて堪らないのかね?」
大村もまた、卑下する口調で言ってから笑い声をあげた。
「どれどれ、ワシがたっぷりと慰めてやるから、下着を脱いでここへ四つん這いになりなさい」
張元が下品な顔で言いながら、ドスンッと腰をおろす。
そして、持ってきた大きなカバンをその横に置き、カチャカチャと金具を外していく。
その様子を見た大村は、ニヤッと唇の端をつりあげた。
「奥さん、あんたがどうしても従順になれないんだったらそれでもいい。こっちとしては、力ずくで屈服させるだけだから」
大村はガバッと美優に抱きつき、素早く脚を絡めて床に押し倒した。
「張元さん!」
「ほいほい」
巨体に似合わぬ身のこなしで、張元がサッとカバンの中から麻縄を取り出し、美優の両腕をグイッと後ろに折り曲げてからグルグルと縛り始める。
「あっ、嫌ッ、何を……や、止めてください!」
「あんたがおとなしくせんから、こっちとしては荒々しくするしかないだろ?」
「いやっ……縛るなんて嫌です! お願い、解いて!」
手際のいい張元によって、美優の両手はあっという間に背中のほうで折り曲げられ、きつく縛り上げられた。
「いや、いやっ、やめて!」
「ええい、なんとも威勢のいい女だ。大村さん、タオルでも口に巻いておくかね?」
「そんな必要はないでしょう。なあに、すぐにおとなしくなりますよ」
二人は顔を見合わせてからニヤッと笑い、そそくさと服を脱ぎはじめた。
「うひひっ、それじゃあ、早速はじめましょうかね、奥さん」
後ろで両手をきつく縛られた美優は、ゴロンとうつ伏せにされていた。
腰の上には、全裸の大村が馬乗りになっている。
美優から自由を奪い、じっくりと調教してやろうという腹づもりだ。
張元が、贅肉のついた醜い身体を揺らしながら美優の両脚をグッと左右に大きく割ってきた。
「おお、奥さんのメメコ、まだ乙女のように初々しい色合いをしておるじゃないか? うひひっ、これは甚振り甲斐があるわい」
「ああ……いやぁ……お願い、もう……止めてください」
どんなに両脚を閉じようとしても、岩のような巨漢がその間に陣取っているのでどうにも出来ない。
張元は、催淫クリームをたっぷりと指に掬い、それを丹念に媚肉の合わせ目へ塗りこんだ。