温泉街 エロゲーム-3
「んん、ゆっくり歩いてよ〜。新司さん、笑ってビデオ撮ってないで、手をつないでえ」
恵子は及び腰で小刻みにチョコチョコと歩きながら新司に手を伸ばした。
新司は撮影を止めて、恵子の手を取り恵子の歩みの手助けをした。
「ああん、抜けちゃうよう」
「もっと締めなさい恵子ちゃん、そこを鍛えたら新司さんが喜ぶわよ」
美弥子がニヤニヤしながら茶化した。
「ああん、お父さんも喜ぶよう」
一行がチェックインカウンターで鍵を預けようとしたら、中から女将と旦那が出てきた。
「お出かけですか」
「ええ、ちょっとストリップを見に行こうと思って」
美弥子が恥ずかしげも無く答えた。
「さすがですね」
女将がニヤリと笑った。
「ところで、こちらは?」
「あっ、私は旅館の責任者でこいつの夫です。先ほどは妻がお世話になったそうで」
「あっ、旦那さんですか?女将さんをお借りしてすみませんでした」
忠が皆を代表して頭を下げた。
「何を仰いますか。皆さんに可愛がって貰って妻も一皮剥けました。感謝し過ぎても足りないですよ。それに今夜は私もお誘いいただいたようで嬉しい限りです」
「ええ、楽しみにしてますよ。ウチのヤツなんて早く旦那さんのを味わいたくてソワソワしてますよ」
「まあ、忠くんたら、恥ずかしいこと言わないでよ」
「本当のことだろ」
「ピンポ〜ン。もう待ちどうしくって」
美弥子の陽気に釣られて、旦那も期待が高まる一方だった。
「夜まで間が持たないから、ちょっと出かけてきますね」
「はい、行ってらっしゃいませ」
一行を見送ろうとした女将が、歩き難くそうにしている恵子に目に着いた。
「あら、恵子さん、お加減が悪いのですか?」
「ああん、違うのゲームなの」
「ゲーム?」
「エロゲームよ。百聞は一見にしかず。見て上げてよ」
美弥子はそう言いながら恵子の浴衣の裾をまくり上げた。
「おおおお」
旦那は清純そうな恵子の無防備な股間を見てテンションが上がった。
「恵子ちゃん、何が入ってるか旦那さんに見せてあげなさい」
「ああん、恥ずかしい…」
恵子はそう言いながら旦那の前で足を開いて、中に納まっていた瓶を取り出した。
「いやあん、おまんこ汁でビチョビチョになってるう」
「おお、す、凄くエロい!」
「まあ、そんなの入れてたら歩き難いわね」
女将は驚いた表情を浮かべたが直ぐに楽しそうに微笑んだ。
「恵子さん、頑張ってゲームクリアして下さい」
「はい、頑張ります」
恵子は女将と旦那が見ている前でもう一度挿入してからチョコチョコと歩きだした。
「イってらっしゃい」
「お前が急にエロく成ったのもわかる気がする…」
一家の想像を絶する淫乱さに触れた旦那は、女たちの男好きのする尻を目で見送りながらポツリとつぶやいた。
「そうよ、あんなに楽しそうなんだもの。あたしも楽しまないと損だってわかったのよ」