〈亡者達の誘う(いざなう)地・序章〉-4
『コイツは俺達が用意した便器が気に入らねえってよ……なんでか分かるか?コイツ自身が〈便器〉だからだよ!』
「あ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"!!!」
専務が曝した肉棒……まるで自身の腕を取り付けたような巨大なモノで、その非情な肉棒を幼気な少女の割れ目に突き刺したのだ……少女は断末魔の叫びをあげ、他の少女達は耳も塞げずにそれを鼓膜で受け止めている……それは正に地獄絵図だ。
『……おい、こうなりたくなかったら素直に言えよ!分かったか!』
専務が叫ぶと、か細い声が何処からか聞こえてきた……専務の真後ろに“置かれた”紺色のブレザーの制服を着た少女からだった。
作業着の男は、専務に抱かれている少女から離れ、その檻の中の少女に近づいた。
その少女は髪が長く、切れ長な瞳で気が強そうな面持ちだが、さすがにこの状況では、その性格は発揮出来まい。
「……お…オシッコ……し、したい…です……」
そのか細い声に男はニヤニヤと笑い、隣の部屋から金属製のボールを持ってきた。
そしてボールを檻の後ろ下に差し出し、大声を張り上げた。
『おい、今からコイツが小便するからよ。いい手本だ、ちゃんと見てろ!』
「〜〜ッ!!!」
男は少女の短い灰色のスカートを捲って白いパンティーを曝し、迷う事なくズリ下げて性器も肛門も丸出しにさせた。
あまりの羞恥心に少女は顔を伏せ、声を殺して泣いている。
『コラ、さっきから待ってんだぞ?早くジョロジョロ漏らせよぉ』
「ひ…ッ!!き…いぃ……」
男は少女の割れ目に指を当て、秘豆を探って擽った。少女は嫌がって下半身を僅かに捩ったが、下手に逆らうと、あの少女と同じ目に遭うと思い、必死に耐えていた。
まだあの少女の悲鳴は止まず、性の暴力は続いているのだ。
……一筋の黄色い線が割れ目から飛び出すと、それは綺麗な放物線を描いてボールへと着地し、バラバラと喧しい音を発てた。
排泄という行為を人前で晒され、その音までもが少女の心を傷つける。
それでも輪姦されるよりはマシといったところか。
『バカだよなあ?お前も素直な態度をとってりゃ……あ…イキそう』
「嫌"あ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"!!!」
引き攣り濁った叫びの中、専務は少女の子宮に精液を放出し、その少女の食害された“跡”を檻の中の少女達に見せ付けた。
その幼器は純潔の証を垂らし、あまりに太過ぎた肉棒にポッカリと口を開き、更にはドロリと金髪鬼の精液を垂れ流していた。
とても年端のいかぬ少女に直視出来る光景ではない。
『言う事を聞けない悪い娘はこうなるんだ……〈良い娘〉でいるんだな』
抗う事の無意味さを痛感した少女達は、次々と男達を呼んでは排泄に至り、従順な“良い娘”になった。
最初の被害者となった“悪い娘”は、男達の性欲処理として毎日のように輪姦され、衣服すら与えられない……海原を逝く貨物船は、悠然と波間を掻き分けて進み、水平線の彼方へ消えた……。