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REMORT
【その他 官能小説】

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REMORT-1

(あ゛〜… あんな賭けするんじゃなかったぁ…私も飲むとしょーもないよなぁ…はぁ…)

夜、歌舞伎町の怪しい通りを私、雛と私の彼の達也、それに達也の親友の哲と哲の彼女の美香の四人で歩いていた。
昨日の夜四人で飲みながら、ホントくだらない賭けをした。次に入って来るお客さんは男か女か、何人か、etc… どんどん飲んでるから熱くなってひたすら賭ける。「男は負けたら女装して山手線一周してゲイ専門のハッテンバに行って相手を捜す」、「女は負けたら一人でアダルトショップでリモートバイブを買って、それをトイレで入れて街を歩く」だの飲んでるうちにしょーもない決まりが出来ていて、まさかホントにやるなんて思ってないから賭けるんだ四人共。それで私が負けたんだけどさあ…
酔っ払って哲の部屋に泊まって目が覚めたのは午後、みんなでいろいろ話してるうちに美香が突然言い出した。
「昨日雛ちゃんが負けたんだよね〜♪」
「え゛っ!? あれ冗談でしょ!?」
「え〜っ?マジに決まってるじゃん、ねえ?哲?」
「そうだよ雛ちゃん(笑)みんなで一緒に店の前までいくからさあ、夜買いにいこうぜ!なっ達也?」
達也は私と哲の間でどう答えるか迷って私の方を横目で見ていたが、「まあ、買いにいくだけならいっか?雛」とか調子いいこというから夜ホントにアダルトショップに行く事になってしまった。(ったく…みんな自分じゃないからってさぁ…あーあ…しかも達也もひどいよ
ね、二人になったらひっぱたいちゃうんだから!もう!)

そして夜四人で歌舞伎町まで出て来た。

アダルトショップの前まで来た。
「ねえ…ホントにいかなきゃだめ??」
私はみんなに言ってみたけど「前で俺達待ってるから平気だよ〜、やばかったら走ってでてきなよ雛ちゃん」「そうそう、待ってるからぁ〜」と哲と美香はにやにやしながら言う。
「達也ぁ…」達也に助けを求めたけど「雛、待ってるからささっと買ってこいよ(笑)」だって。(んもう!)仕方ないから覚悟決めて中に入る事にした。

中にはエッチな雑誌、ビデオ、沢山のバイブなどの道具、ドラッグが並んでいる…わかってはいたけどホントいやらしい空間でなんだか空気も湿ってる感じがする。顔が真っ赤なのがわかる。(え〜っどこにあるのよぉリモバイ…早く見つけなきゃ…あーもう嫌ぁ…)
中ではAVが流れていて勝手に喘ぎ声が耳に入って来る。(あぁ…すっごいやらしいよここ…早くみつけなきゃ…うわぁん)お店の中の男の人達もみんな私をみてにやにやしてる。後ろを通ったおじさんは「ねぇ…欲求不満なの?お姉ちゃん…五万なら払うよ…」と言って肩を触って来る。「やめてください…違いますぅ…」そう言って目を合わせない様にして、バイブの棚を一生懸命目で追う。
「バイブほしいんならやりたいんでしょう?」さっきのおじさんがまた声をかけてきてお尻を撫でる。
「ひゃあっ!」思わず叫んだらお店の中の男の人がみんなこっちを見る。
店員さんが来てくれておじさんは離れていった。
「大丈夫?」「はい…」「何を捜してるの?」
「あのぅ…リモバイです…あの、あの、私賭けに負けちゃって買わなきゃいけなくなっちゃって、それで、仕方なく…」
お店の人は笑いながらリモバイを出して「これだよ」と言ってくれた。
「すみません…」私は恥ずかしくて早く出たくて仕方なかった。お金を払って品物を受け取る時お店の人が小さい声で「でも、お姉さんこれ挿れられちゃうのかな?」って笑いながら言うから、また私恥ずかしくて身体中熱くなって袋をつかんで出口に一目散で歩いた。

表で三人が待っている所に行って、「ほら!買ってきたわよ!これでいいんでしょ?」って袋を渡した。
「中どうだった?凄い?」美香が目をキラキラさせて言う。
「もう絶対いやぁ!お尻さわられちゃったよぅ…」
「マジ!?」達也がちょっとムッとして言う。
「だってあんたが行って来いっていったんでしょ??」
「…いやそうだけどさぁ…なんだよお…」達也がふてくされている。
「まあまあ、お二人さん、なんでもなかったんだからいいのいいの!それよりさぁ…賭けの続き、覚えてる?」哲がにやにやしながら私たちに言った。
「マジで!??哲それ冗談でしょう??やめてよぉ!!」
「いやぁやっぱ賭けだしさぁ…やってよ雛ちゃん(笑)」哲は言う。
「美香も見てみたぁい…雛ちゃんの感じるのぉ(笑)」
(ちょっとあんたたち(-""-;)… )「冗談やめようよぉ…お願いだからぁ…、ね、達也?」すると達也は…
「俺、ちょっとやってみたいよ、雛ぁ」(何いうのよ、この男は!?)
「お前想像しちゃったんだろ…元気なんじゃないの?」哲はにやにや達也の肩を抱いて達也の股間を触る。
「ほら固くしてやんの!達也すけべだなあ。雛ちゃんやってやれよぉ(笑)」
「ここから部屋まででいいじゃん?ねえ哲?」美香も言う。
「ちょっとだけやってみてもいい?雛?」達也が言う。
(ちょっとなら仕方ないかぁ…負けちゃったからなぁ…)私ももう諦めて「少しだけ、だよ…」と言ってしまった。


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