卑猥な唇-1
『またお願いしますね由香里さん』
社内で拓也との淫行を終えてそんな言葉をかけられた由香里は、いつしか拓也の性処理道具となっていた。
特に日常的に行われていた行為はフェラチオで、この日もまた、他の社員が外回りをしている合間を縫ってそれが行われていた。
「ぁぁ‥気持ちぃぃよ由香里さん‥‥」
カウンターの下に潜りんだ由香里が椅子に座る拓也の膝下でひざまずき、ペニスを丁寧に舐め上げる。
これまで男性経験の少なかった由香里だが、日常的なフェラチオ行為によってその巧みさを自分のモノにしていた。
「昨日もしてあげたのに、拓也くんはほんと元気なんだから‥
ぃやらしいおちんちん‥」
膨張して反り返ったペニスの裏筋に舌を這わせながら、上目使いでそう語りかける。
由香里はペニスを口に含むまで時間をかけるのが好きだった。
いわゆる前戯だ。
そして拓也もまたその巧みな前戯の虜になっていた。
小さく分厚い唇の隙間から出てくる舌で裏筋を這うように舐め上げたと思えば、ペニスの先端部にある尿口を舌先でチョロチョロと小刻みに刺激していく。
極めつけは、舌をクルクルと回転させながらカリ首を舐め上げる行為だ。
それは敏感なカリ首にネットリと、まるで蛇が木に絡みつくようにまとわりつき、絶妙な刺激がペニスに悦びを与えていた。
そしてこんな淫行が白昼の社内で行われているというアブノーマル感が、拓也の性的興奮をより一層引き立てていた。
「ぁぁ‥‥由香里さんのベロ‥ほんとたまんないよ‥‥
昨日も抜いてもらったのにこんなにビンビンに勃起しちゃうんだもん‥‥ほら‥」
拓也はそう言うと悦びに満ちた勃起ペニスをアピールするように、ピクンピクンと動かして見せた。
「ぁぁん‥元気なおちんぽ。
じゃあほら‥くわえてあげる。」
そう言うと由香里はペニスの先端部に唇をあてがい、ゆっくりと丁寧にペニスを包み込んでいった。
「ぁぁ‥ぃぃよ‥
やっぱり由香里さんのフェラチオは最高だょ‥」
頭を上下させる度に分厚い唇がカリ首に引っかかり、絶妙な刺激が拓也を恍惚とさせる。
由香里はカリ首を焦らすように、その行為をしつこく繰り返し行う。
「あぁぁ‥ちんぽたまんないよほんと‥!
それじゃあ由香里さん‥ブラ外しちゃってよ。」
「んもぉ‥拓也くんほんとおっぱい好きなんだからぁ‥」
由香里はペニスを口にくわえたままブラのホックに手を回し、外した。
すると拓也が上体を前屈させて手を伸ばし、由香里のYシャツのボタンを4つ程外す。
それによって胸の谷間が露わになる。
これは拓也がフィニッシュを迎える前に必ずする行為だった。
「ぁぁ‥いつ見ても由香里さんのおっぱいはたまんないょ‥」
大きく開いた胸元をしばらく眺め興奮を高める。
更にシャツの中を覗き込めば、いじらずとも卑猥に勃起した乳首がチラッと見えるのがまた、拓也の興奮を一層高めていく。
そして拓也の「そろそろイきたい」という無言の合図を受けた由香里が、ペニスを奥深くまでくわえ込みそのピストンを加速させていく。