露天風呂 瞳の番-3
「瞳さん、顔色が赤いですよ。やっぱり体調が悪いんじゃ」
「い、いいえ、大丈夫です」
「いやいや、無理したらダメだ。そうだ、車酔いによく効くマッサージがあるんですが、私がしてあげましょう」
「い、いいえ、結構です」
「そんなこと言わずに。あれ?もしかしたら私が何かすると思ってるんじゃないですか?」
「そ、そんなこと」
「じゃあ、信用してください」
「は、はい」
そこまで言われて瞳は渋々了承するしかなかった。
「そうそう『トラストミ―』です」
嬉しくなった忠は調子に乗り、数年前から日本で説得の場では使っていけない英語を使ってしまった。
一人の愚かな人物によって、すっかり反対の意味になってしまった『トラストミー』を聞いて、瞳は再び警戒の色を示したが時すでに遅し。
「さあ、瞳さん背中を向けて」
忠は瞳の肩を掴み、強引に体の向きを変えた。
「あ…」
忠は初めに肩を軽く揉みだした。
「あらら、結構凝ってますね。これじゃ『いい気』が体に廻りませんよ」
「そ、そうですか」
忠の手は徐々に肩降りて行き、肩甲骨にそってをゆっくりと撫でた。
「うう…」
「いいですか、動かないで下さい。今から気を廻らすツボを突きますから」
忠の手はそのまま瞳の脇に移動し、中指を使って脇の下をコチョコチョとくすぐりだした。
「あっ、やだっ!や、やめて!」
「くすぐったいですか?それは効いてる証拠ですよ」
体を捩って逃げようとする瞳を抑えて、さらに刺激を咥えた。
「ヒッ!ヒ―――!」
「いいですか、次に行きますよ。変な気持ちは無いので誤解しないで下さい」
忠の手は脇をすり抜け瞳の胸に届くと、すかさず乳首を摘まんでクリクリと刺激を加え出した。
「いや、ダ、ダメ、いや―!」
「トラストミ―、トラストミ―」
「ああん、ああん、ダ、ダメ、ああん」
執拗な忠の刺激で瞳の逃れようとする力は急激に弱まってきた。
「力が抜けて来ましたねえ、いいですよお」
「ああん、ああん」
瞳の体は力が抜けきり忠にもたれかかった。
「どうですかあ?気持ちいいですかあ?」
「あっ、あっ、あっ、いいの、いいのお、あっ、あっ」
瞳の言葉に忠はニンマリ微笑んだ。
「もっと効くところがあるんですが、トラストミ―でいいですね」
「ああん、と、とらすと、ゆ〜、ああん」
「そうですそうです。変な気持ちは有りませんよお」
そう言った忠のイチモツはさっきよりも膨張していた。そして忠は片方の手を半開きになった瞳の股間に持っていき、ヌルリとワレメの中に指を滑り込ませた。
「いやあん、あああああん」
久しぶりに他人の手に触られた刺激で、瞳の理性は一気に飛んでしまった。
「おお、ヌルってますね〜。でもお湯の中でこんなにヌルむのはおかしいな。何かしてましたか」
「いやあん、し、してません、ああん」
「本当のこと言わないと、マッサージ止めますよ」
忠はそう言うと手の動きを止めた。
「いや、いや、やめないで、いやあああ」
瞳は忠に催促をするために腰をくねらせた。
「じゃあ正直に言いなさい」
「は、恥ずかしい」
「止めていいんですね」