露天風呂 瞳の番-2
「いいか、オレが先に行く。オレの後から付いてくるんだぞ」
忠は音を立てないように客間の引き戸を引くと、そうっと部屋の中に入っていった。
『あああん、ああああん、いい、いい、あああん』
露天風呂から聞こえる瞳の喘ぎ声が部屋に響いていた。
「お〜、やってるやってる」
「あああん、お義母様、いい声だしてるわね〜」
「で、お義父さん、どうします」
「よし、オレが瞳さんに気づかないフリをして露天風呂に入る。最初は驚くだろうけど、お互い裸だったらすることは一つだ」
「お父さん頑張って」
「幸運を祈ります」
「オレが瞳さんとやり始めたら乱入して来るんだぞ」
忠はそう言って一気に服を脱いだ。
「ああん、お父さんステキ」
忠のいきり勃ったイチモツを見て恵子がうっとりしながら言った。
「おう、任せとけ」
忠はノーブラの恵子の乳首を摘まんで気合を入れると露天風呂に向かった。
「ああん、あああん、ああああん」
部屋を背にして自慰行為に没頭していた瞳は、忠が吐き出し窓を開けるまで全く気がつかなかった。
忠が吐き出し窓がガラッと開いた瞬間、瞳の心臓が一瞬止まってしまった。
「ヒッ!」
「あれえ、瞳さん温泉に入ってたんですか?部屋に居なかったから秘宝館に行ったと思ってました」
忠は全く悪びれもせずに、瞳の後ろから声を掛けた。
「えっ、えっ、た、忠さん、ど、どうしたんですか」
瞳は慌てて女陰から手を離すと、忠に背を向けたままタオルに手を伸ばして体の前を隠した。
「ええ、チョット疲れたから先に帰って来たんですよ。で、誰も居ないから先に温泉に入ろうと思いましてね」
忠は丸見えの状態のヒトミの白い尻をジロジロ見ながら答えた。
「そ、そうですか…」
「ご一緒していいですか」
「い、いえ、あたし、もう出ます」
「そんなこと言わずに、これだけ広い風呂に一人だと寂しいから少しだけ付き合って下さい」
「い、いえ、お一人でどうぞ」
「冷たいなあ、ちょっとだけですよ」
忠はそう言いながら瞳の隣に腰を下ろした。必然的に忠の勃起したモノが瞳の目に入った。
「ヒッ!」
驚きの声を上げた瞳だったが、久しぶりに見た男のその状態に体がフリーズしてしまった。
「車酔いはもういいんですか?」
「え、ええ、もう大丈夫です。だから美弥子さんを追いかけないと…」
瞳は忠に背を向けて立ち上がろうとした。
「もう直ぐ帰ってきますよ」
忠は慌てて瞳の肩を掴んでその動きを止めた。
「ヒッ!」
「あれ?ダメだなあ瞳さん。体が冷えてますよ。また体調が悪くなったら大変だ。さあ一緒に浸かりましょう」
「え、ええ…」
強引な忠に押されて、そう言うしかない瞳だった。
忠は瞳の前に立ちあがり、自分のモノを誇示してから掛け湯をして岩風呂に入った。
「さあ、瞳さんも」
「はい…」
忠から少し離れた位置に瞳は湯船に浸かった。
「ふう、気持ちいいですね〜」
「え、ええ…」
「でも、私には少し熱いかな。浸かるんじゃなくて足湯でいいくらいだ。ちょっと失礼」
忠はそう言って立ち上がり、瞳の横に移動して岩の上に腰を掛けた。そのため、忠のモノは丁度湯船に浸かる瞳の目線の高さになった。
目線のやり場に困った瞳だが、やはりついついそこに目が行ってしまう。
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