温泉旅行道中。恵子の時間 -4
呼吸が落ち着つくと、上気した顔の恵子が新司のモノをペロペロと舐めて綺麗にし、美弥子が恵子のワレメから流れる新司の精子を綺麗に舐める。このいつもの儀式が終わってから、一人だけ運転していたために冷静だった忠が3人に声を掛けた。
「あんなに派手にイキ声を出したら、瞳さんが起きちゃったかもしれないぞ!新司くん、瞳さんの様子をちょっと見てくれないか」
忠の言葉に新司も母親のことが気になった。途中から恵子の名器に魅了されて、すっかり忘れていたのだ。乱れた服を整えると、早速瞳に声を掛けた。
「母さん、寝てる?」
「すー、すー(寝たフリ寝たフリ)」
「良かった、寝息を立ててるよ。でも念のため」
新司は瞳の肩を揺らした。
「すー、すー(深い眠り深い眠り…)」
「念には念を入れて」
今度は瞳の胸を弄りだした。
「やあだ、新司さんたら、本当はお義母様のおっぱいを触りたいだけでしょ」
恵子はニヤニヤしながら言った。
(ああん、この次はアソコを触りにくるわ。パンツが濡れてるのがわかったら、起きてたのがばれちゃう)
瞳はそう考えて、新司の今の刺激で起きることにした。
「ううん」
少し寝がえりを打ち、ゆっくりと目を開けると、新司と恵子が真剣な顔で覗きこんでいた。
「あら、もう着いたの?」
瞳は寝ぼけ眼を装いシンジに聞いた。
「い、いや、そうじゃないけど、え〜とえ〜っと」
新司がシドロモドロになっている間に恵子は周りを見回して起点を効かせた。
「そうだ!お義母様、景色が綺麗なのでせっかくだから見ていただこうかなあ、なんて」
「そうそう、それにもう直ぐ着くからそろそろ起きた方がいいだろ」
「あら、ありがとう。本当にいい景色ね」
「でしょう。あっ、お義母様体調はどうですか?」
「なんだかぐっすり寝たみたいね。凄くスッキリしていい気持ちよ。凄くね」
「ああよかった」
優しい恵子は本心からそう思っている。
取りあえず瞳が寝ていたことがわかった4人は安心した。男日照りが続いているとは言え、新司との肉体関係を我慢するほどの意思の強さだ。いきなりセックスを見せつけたら引かれてしまい、乱交を拒絶される可能性も考えられる。本来ならば慎重にことを進めなくてはならない。
ならば、瞳の横でセックスをしなければいいのだが、旅行の解放感、それにいつもと違った環境に身を置いた淫らな4人は我慢できなかったのだ。
ようやくスッキリした4人は、この後、どうやって瞳を乱交に引きずり込もうかとそれぞれが考えだした。
一方瞳の方も、自慰行為で一応スッキリしたこともあり、やはりこの淫らな一家から一線を引く方向に傾きだしていた。
5人がそんなことを考える内に、車はいつしか温泉街へと入っていった。
「もう直ぐ着くよ」
忠が言ったその言葉で、5人はそれぞれの思いをあらためて考えるのだった。