温泉旅行道中。恵子の時間 -2
「エロ女1号はさっきしたからもういいでしょ?撮影係をお願いね」
恵子はそう言うと、助手席で様子を見ていた美弥子にビデオカメラを手渡してニヤリと笑った。そしてイソイソと濡れた下着を脱いでシートに座り、美弥子が構えるビデオカメラに向かって足をM字に開いた。
「恵子ちゃん、ビチョビチョね」
「えへへ、エロ女2号だもん。あっ、お父さん、後でビデオを見る時にあたしのオナニーシーンがあった方がいいよね」
恵子は運転中の忠に声を掛けた。ワレメを指で開いてビデオに股間を向ける今の自分の姿が見れない父親に気を配ったのだ。
「ああ、もちろん」
「と言うことでお母さん、あたしもオナニーするからおまんこと、エッチな顔を一杯撮ってね」
「OK。でも恵子ちゃん、どうせならおっぱいも出さないと」
いつの間にかビデオを構えながら胸をさらけ出して、新司に触らせていた美弥子が言った。
「お母さんは出さなくていいのよ」
恵子は母親の淫らさに苦笑いしながら、自分も服をまくりノーブラの胸をさらけ出した。
つい最近まで自慰行為は一人でしていた。それが今では誰かが見ていたり、ビデオで撮影されながらすることが多くなった。一人でしていた時と比べて、見られながらの自慰行為は凄く興奮する。恵子は見られる喜びを感じながら、まず、溢れる愛液を中指で絡め取り、そのままクリトリスをゆっくりと擦りだした。
「うう、うっ、うぅ」
もちろん喘ぎ声は抑えている。
その刺激に慣れてくると、もう一方の手の指を使い上部からクリトリスを抑えて、挟むようにクリトリスを刺激しだした。
「ううう、ううう、ううん」
恵子は苦悶の表情を浮かべながらも、声を出すのを堪えている。
「恵子ちゃん、気持ちいいの?」
娘の淫らな行為に興奮した美弥子も、声を抑えながら聞いた。
「う、うん、気持ちいいの、うっ、うっ」
「どこが気持ちいいの?」
「おまんこ、おまんこが気持ちいいの。うう、うう」
「ああん、みんなが見てるのにエッチな子ね。お母さん嬉しいわ」
「うう、もっと見て、恵子のおまんこ、もっと見て」
「みんな見てるわよ、ああん、やらしい」
「ううっ、瞳お義母様にも見て欲しい、ううっ、ううっ」
「そうね、そうね、この旅行の間に見て貰いましょうね」
(なんですってー!)
瞳は吃驚して思わず立ち上がりそうになったが、なんとか堪えることができた。
(もし、そんなことを誘われたらどうやって回避したらいいんだろう?拒絶したら今後の嫁姑間に影響が出るだろうし…)
普段の恵子とは気が合うし、それに良く気の付く娘だ。異常なくらいの淫らさを除けば理想的な嫁だと思う。このまま傍観者の立場であれば、自分が気にしなければいいだけだが、恵子から性的なことで積極的に絡んで来られたら、どうしていいかわからなかった。
(とんでもない一家だわ。やっぱり旅行の間はできるだけ距離を開けなくては…)
あらためてそう思い直してはみても、今、目の前で繰り広げられている恵子の痴態から目が離せなかった。