トイレ休憩。瞳の卑猥な時間 -2
みんなが車から離れたのを確認すると、瞳は濡れた下着を脱いだ。そして旅行カバンからトレーナーを出すと、腰に捲きつけてスカートの濡れた部分を隠した。さらに旅行カバンから新しい下着を出してから、イソイソとトイレに向かった。
みんなが待っているのでそんなに時間はかけられない。瞳はトイレに入ると便座に座り、放尿するよりも先にワレメの中身を弄りだした。
いつもならゆっくり楽しむ自慰行為だが、今は一刻も早くイきたかった。左手の人差し指を使ってクリトリスの皮を向き、現れた敏感な肉豆を少し強めに捏ねだした。
「あああん、あああん」
強い刺激に思わず大きな声が出てしまった。今日が月曜日なのでトイレも混雑していない。自分の後でトイレの順番待ちがないので助かった。それでもこのまま喘ぎ声は上げ続けることはできない。
「う、ううう、ううう」
さっきの美弥子と同じ様に声を押し殺して悶えた。うめき声がどんどん大きくなり、やがて絶頂を迎えた。
「ううう、ううううううう、うううう」
瞳はトイレでのけ反った。
「はぁ、はぁ、はぁ」
しばらく余韻に浸った瞳は、放尿をすませて股間を拭くと、用意した替えの下着を履いた。
「はあ、スッキリした〜。オナニー大好き」
瞳は独り言を言ってから、みんなが待っているレストランに向かった。
レストランに入り、4人が楽しそうに談笑しているのを見て、瞳は不安になってきた。この一家の淫らな行為を目の当たりにしたことと、さっき忠に胸を触られたことで、自分の理性を保つ自信が無くなってきたのだ。
息子と関係を持ちながらも、性に対しては経験が少ない瞳は、自分は性に対して理性的だと自負していた。その証拠に、新司とのセックスにものめり込むことなく距離を置き、新司の幸せを日々願っている。
それとは対照的に、性に対して開けっ広げなこの淫らな一家に対しては違和感を覚えた。瞳の女の本能は、この一家に捲きこまれては大変なことになると警告を発していた。
(でも大変なことってなんだろ?)
瞳は淫らな一家と一緒に楽しそうにしている新司を見て、ふとその『大変なこと』に憧れの念を浮かべてしまった。
(ダメダメ、あたしだけでも理性を保たなくっちゃ。そして新司にそれとなく注意しなくては)
こんなことを考えていつまでも入口のところで愚図愚図している訳にもいかない。瞳は覚悟を決めて4人のところへ向かった。
「お待たせしました」
「お義母様、大丈夫ですか?若しかして車酔いですか?」
「いいえ、チョット寝不足でぼーっとしていただけよ。心配しないで恵子ちゃん(しいて言えばエロ酔いよ)」
「よかった〜。あっ、お義母さん。座って下さい」
(この清純純そうな可愛い子が、裏では平気でエッチなことをしてるなんて…)
瞳は安堵の表情を浮かべる恵子の可愛い顔を見て、やはり解放された性に対する憧れの念が再び出てきてしまった。