私について-2
モテ期と言っても、それぞれの身の丈に合ったモテ期がくるんだなと思った
私は、短大を卒業して、今の職に就いた
外食産業の所謂ブラック企業
私が行っていたのは、保育士になるための学校だったけれど
保育士になるのを在学中に諦めた
狭き門だと入学後に知ったのもあったけれど
性格の暗い私には元々向いていなかった
実習でも授業でも、私は1人だけ沈んでいた
浮く、という言葉があるけれど、
私の場合は沈むという言葉の方が合っていたと思う
就活では保育士を諦めた理由を上手く誤魔化せず、
結局、ブラック企業に流れついてしまった
流れ着いた職場でも、私はいつも所在なげだった