避妊具タイム-3
ケンジはマユミの乳房をさすり、舐めた後、彼女の愛らしい茂みをかき分けて、すでに濡れ始めた谷間とその入り口の小さな蕾を舌で味わい始めた。
「あ、あああ、ケン兄・・・。」マユミは息を荒くしながら身体を波打たせ始めた。「ケ、ケン兄、もう、来て、入れて。」
「わかった。いくよ、マユ。」
ケンジは、大きく跳ね上がったペニスを静かにマユミの中に埋め込み始めた。
「あ・・・・。」マユミは短く喘いだ。
「ん、んんっ・・・・。」ケンジはいつもと違う抵抗感を覚えていた。
「い、いやっ・・・・。」マユミが眉間に皺を寄せ、小さく言った。
程なくケンジのペニスはマユミに深く入り込んだ。ケンジは腰を前後に動かし始めた。
「んんっ・・・・。」マユミは苦しそうに呻いた。
「マ、マユっ!」ケンジの動きが激しくなっていく。
ケンジは最初、豊かに潤ったマユミの中で順調に動いていたが、しだいにいつもとは違う摩擦を感じ始めた。
「んっ、んっ、んっ!」それでもケンジは盛んに腰を前後に動かした。「あ、で、出る、出るっ!」急速に高まった興奮がケンジの身体の奥にあったものを放出し始めた。マユミの中にではなく、コンドームの中に。
はあはあはあはあ・・・。ケンジは激しい息を落ち着かせようと腕をつっぱり、マユミを見下ろした。
「マ、マユ?」
「ケン兄・・・・。」マユミの目からこぼれた涙が頬を伝って流れた。
「ど、どうしたんだ?マユ?」ケンジは慌てた。
「ケン兄、抜いて。お願い・・・・。」
ケンジは焦ってマユミの中で萎えた自分のものを抜き去った。ぶら下がったコンドームの先が白い液によって大きく膨らんでいる。ケンジはその避妊具を外し、口を結んだ。
「マユ!」ケンジはマユミの身体を抱いた。「いったい、どうしたんだ?」
「ごめん、ケン兄、あたしだめ、それ・・・。」
「え?」
「ケン兄が壁の向こうにいるような気がした。」
「か、壁の向こう?」
「あたし、ただの器になってた気分。ケン兄はあたしの身体を使って一人エッチしてた。」
「マユ・・・・。」
「ごめんね、ケン兄。ゴムつけなきゃ危ない時にはあたしに入れられないんだよね。」
「痛かったか?マユ。」ケンジはマユミの髪をそっと撫でながら言った。
「少し。」
「そうか、ごめんな、マユ。おまえがそんなだったなんて、俺、気づかなかった。」
「いいの。あたしこそ、ごめんね。」
ケンジは指でマユミの涙を拭った。「俺、もうコンドーム、二度と使わないよ。捨てる。」
「え?なんで。いいよ。そのうち慣れるよ、きっと。」
「いや。俺、マユが気持ち良くなれないようなセックスはしたくない。俺だけゴムの中でイくぐらいなら、おまえを指や舌でいっぱい刺激して、イかせる方がいい。俺はイかなくても、マユが気持ち良くなってくれれば、俺は満足だから。」
「ケン兄はオトコだから、そうはいかないよ、きっと。」
「気持ち良くなっておまえが眠ったら、俺、一人でやるよ。」
「やだ。それはいや。ケン兄があたしを気持ち良くしてくれるんだったら、あたしもケン兄を気持ち良くしてあげたい。そして満足して二人で抱き合って眠りたいよ。」
「マユ・・・・。」