隣の青い鳥-6
今まで詩緒姉のこんな姿、想像した事なかった……いつも、本当のお姉ちゃんみたいに僕の世話をしてくれてたから。
その詩緒姉が僕に甘えておねだりしちゃったりするんだから……ううっ!堪んない!
僕の肉棒が硬さを増して、動きも益々激しくなる。
「はあんっ亨ぅっ!良いっイッちゃうぅ!」
「ハァハァっ……良いよ?僕も…イキそっ」
パン パン パン
肌がぶつかる音がリズム良く台所に響いた。
「あっ…あっ…ああっ!ダメぇっああっアアァァ!!」
「うっ」
背中を反らした詩緒姉の勢いに飲み込まれ、僕は一番奥に欲望を吐き出す。
「ぁ…ぁ…あぁ……」
「うぅ……はっ……」
最後の一滴まで搾り取るように詩緒姉の中がきゅきゅうっと縮み、その度に僕は腰を震わせた。
絶頂の余韻が引くと、詩緒姉の膝からガクンと力が抜ける。
「おっと」
ズルンと肉棒が抜けて、僕は詩緒姉を慌てて支えた。
「ふにゃぁ……」
よいしょっとお姫様抱っこすると、ふにゃふにゃになった詩緒姉が僕に擦り寄る。
「僕、まだまだイケるんだけど?」
僕はリビングのソファーに移動して詩緒姉を抱っこしたまま座った。
意地悪を言った僕に詩緒姉は怯えたような視線を向ける。
詩緒姉が青い鳥ならさしずめ『ヒヨコ』かなあ……怯えてフルフルしてるとこなんか特に。
「……亨が青い鳥なら猛禽類ね……夜だけ元気な『梟』って感じ」
ははっこれか、同じ事考えてる現象。
「詩緒姉は『ヒヨコ』」
「ええ?何それぇ?」
膨れる詩緒姉に僕はキスをする……大好きで大事な可愛い僕の青い鳥。
キスをくれる亨に私は応える……大好きでいとおしい私の青い鳥。
アナタの青い鳥は何処に居ますか?
ー隣の青い鳥・完ー