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王様じゃんけん
【幼馴染 官能小説】

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キングサイズのベッドの上で<後編>-7

「姉ちゃん…… 俺、姉ちゃんの事………… ずっと大好きだよ?」
「くす…… 知ってる」
「ホントにずっと…… ずっとこうしたかったんだ…………」
「ん………… 私も隆の事が………… 大好きよ……」

そう言って私が目を閉じると、
まるでそれが合図のように、
隆は先端を入り口へと当てがっては、
ゆっくりと腰を深く突きだしはじめた。

「っ…………」
「だ、大丈夫? 痛い?」
「んっ…… でも平気っ………… あっ……」
「もう少し…… だから…………」

ゆっくりと私の中へと隆が侵入してくる。

膣口が押し広げられるたび、
裂けるような痛みに思わず体が仰け反ってしまうけれど、
心配そうに覗き込む隆の顔を目にするたび、
不思議とその痛みまで和らいでしまうようだった。

「んっ………… はぁっ…… あぁっ…………」
「…………姉ちゃん ……全部入ったよ?」
「ホント? んっ………… 隆の全部………… 入った?」
「ああ…… これで姉ちゃんは………… もう俺のものだ!」

その言葉に私は思わず涙を流した。

ずっと恐くて、確かに傷みはまだあるけれど、
こんなにまで隆が喜んでくれるのなら、
どうしてもっと早く抱かれなかったのだろう。

「ご、ごめんね隆? ずっと逃げてばかりで…………」
「な、何言ってるんだよ? そんなの謝る事じゃないだろ?」
「で、でもっ……」
「まだしばらくは痛いかもだけど…… そのうち姉ちゃんから求めるくらい気持ちよくしてやるからなっ」
「ば、ばかっ! 恥ずかしい事言わないでよっ」

そう言いながら隆は腰を引くと、
ゆっくりとまた押し込んでは、何度も繰り返し出し入れしはじめた。

「あっ…… んっ………… あぁっ……」
「大丈夫? 痛い時は言ってくれよ?」
「んっ…… 大丈夫………… それより隆は…………」
「うん? 俺?」
「隆はその…… ちゃんと気持ちいい?」

恥ずかしさに目を逸らしながらもそんな事を聞く私に、
隆もまた照れくさそうにこう答えた。

「ごめん………… 気持ちよすぎてすでにイクのを我慢してる」

互いにくすくすと笑いながらも、
少しずつその動きに慣れた私は、
時折、溜息交じりの喘ぎ声を漏らしてしまっては口を塞ぐ。

「姉ちゃんも…… 少しは気持ちいい?」
「そ、そんな事っ……」

初めてなのに気持ちいいだなんて、
恥ずかしさを通り越してエッチな女だと思われやしないかと口籠もる。
けれど間違い無く私の身体は、まるで隆の動きに同調するように、
ビクビクと小刻みに揺れ動いては、明らかに感じはじめているのがわかる。


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