休憩時間1-2
「休憩時間、もう終わるんじゃない?」
突然、店長室から声がして間仕切りがキュルキュルと音を立てる。
「わわっ、店長!」
慌ててビデオカメラを身体の後ろに隠す。まりあ店長のジャケットは開き気味で、紅く膨れた乳首が顔を覗かせている。
「盛り上がってるとこ悪いんだけど、時間守ってくれないと困るわ」
交尾の終えたメスの匂いが急に濃くなる。股間を押さえるダイスケに、まりあが身体を擦り寄せる。ぷりゅんと溢れ出た膨らみがダイスケの腕を挟む。
「明日の夜、待ってるから・・・ダイスケ君の勃起チンポ、食べさせて?」
まりあ店長が“愛の指令書”と呼ばれている、キスマーク付きの紙切れをダイスケの股間に押し込んで、ダイスケを廊下に出す。
「あなたも来るのよ」
ダイスケについて廊下に出ようとしたタイキのズボンにも、キスマークメモが突っ込まれる。
「えっ?」
「お友だちのチンポが無くなったら、かわいそうでしょう?サポートしてあげてね」
ニコッと微笑んだまりあ店長は、乳房をぷるぷる揺らしながらタイキを廊下に押し出す。ドアがタイキの背中でパタンと閉まる。廊下では、ダイスケが無言で万歳三唱をしている。
「えーっ?俺もぉ!?」
お店は夕方のピーク時を迎えようとしていた。