成り行き-13
「……大丈夫?」
亨は私の躰を擦りながらあちこちにキスして聞いてきた。
「……抜いて……」
「ん?」
いつまでも繋がったままだと落ち着かない。
「あ、ごめん」
亨が萎えた肉棒を抜くと、ごぷっと液体が流れ出る。
「……信じらんない……中出ししたの?」
「ハッ」
私の台詞に亨が息を飲んでビキッと固まった。
「うわっごめんっ!!」
「……最悪……」
私は指を折って日にちを数える。
「……あ、大丈夫かも……」
亨はぶはぁっと息を吐いてぐったりと落ち込んだ。
「……次から、気をつけます……」
ん?
「……次?」
「え?」
私達はお互い見つめ合って暫し沈黙。
「えっと……次があるの?」
「え?だって気持ち良かったろ?」
「気持ち……良かったけど……」
それはセフレ?それとも……好き……とか……そういう感情的な……。
「やっぱ、オナニーより生の女だよな」
はい、セフレ決定。
「やあよ。これっきりにしてよね。オナペットじゃないんだから」
私は亨を押し退けてゆっくりと躰を起こし、脱ぎ散らかした服を拾う。
「これっきり?!んじゃ、足りないっ!もう1回ヤラせて!!」
「んえっ?!」
再び亨に押し倒されて拾った服が床に落ちた。
「やだっ!これ以上イッたら壊れるっ!」
「大丈夫大丈夫」
「大丈夫じゃない!亨の馬鹿ぁ!!」
この後、私は1回どころか散々イカされ散々中出しされる事になるのだった。