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「合わせてたつもりなんてねえぞ……! お前がそうやって可愛いこと言うから、俺、いつも余裕がなくなんだろ。お前、それ自覚してる?」
そう言って、メグの豊かなバストを揉みしだくと、彼女は一際大きい声を上げた。
「あっ……ああ!! やあ……んんっ」
「ワリィ、お前が苦しくてももう歯止めきかねえや」
「んっ……大丈夫だ……から……もっと激しく動かして……」
確かに、結合部からはメグのいやらしい愛液が俺の太ももに貼りつくほど垂れ流しになっていた。
「ここでこんなヤらしい声出して、隣の部屋に丸聞こえだな」
「やっ……そんなこと……言ったってえ……」
「聞かせてやれよ、メグは待ちきれなくて、玄関先でこんなイケナイことしてる悪い娘だって教えてやろうぜ」
「はあっ……ああっ!」
俺が言葉責めをしてやると、中でキュウッと締め付けがよくなる。
濡れた膣壁が、まるで軟体生物が絡むように俺のモノを包んでいく。
次第に俺も快楽に飲まれ、真っ白になりそうになる。
メグはいつも俺が余裕あると思い込んでいるみたいだけど、こうして抱くたびにそんなもの途中で吹っ飛んでしまうのを、きっと彼女は知らない。
「あっ……陽介……なんかあ……あっん、あたし変だよ……」
メグのうなじにキスをしながら激しく肉をぶつけているうちに、彼女の腰が自ら動き始めている。
「何、イきそうなの」
「わかんない……んっ、でも……もっともっと……陽介が……欲し……いぃぃ!!」
空いた左手で優しく陰核をなぞりながら、俺はラストスパートを駆けるべく一層腰の動きを早める。
「イけよ、メグ……! 俺も……そろそろ……っ」
「ああああっ……! もうダメぇっ!! いやあああ……っ!」
もはや絶叫に近いメグの嬌声を聞きながら、俺はメグの身体の力が抜けてから、全てを放出させた。
最中、玄関のドアの向こうで隣人が帰ってくる物音がしたが、もうどうでもよかった。
俺達はこうやって愛し合っているんだと、ひけらかしてやりたかったのかもしれない。
崩れ落ちたメグの身体を支えてやりながら、メグの背中に何度もキスを降り注いでやった。