林檎の華-2
縄跳びで縛りつけられた私の姿をみつけて男子生徒たちが面白がって見に来た。
「お前らいけないんだ。
また虐めてる。」
「違うわよ、ねえ?
今、万引きの裁判をしてるところよ。」
こいつらもこの女の子たちと同じようなもの…
助けてくれるわけもないのだ。
「そうか、万引きの罪で乳揉みの刑に処す。」
男子生徒のひとりがおもむろに私の胸を掴んだ。
「ヤダぁ、変態っ!」
女の子にそう言われて男子生徒は照れ隠しに言った。
「こいつ、案外乳がでかいぞっ!」
どれ?っと他の男子も掴む。
「ホントだ、リンゴぐらいあるんじゃないか?」
「そんなにはないだろ?
大きめのミカンってとこだな…」
縄跳びから張り出した私の乳房を両側から片方ずつ掴んでぷにゅぷにゅと揉んだ。
その時から私のあだ名は「リンゴ」になってしまった。
恥ずかしい格好を男子生徒に見られて私は何をされても何も言えない。
女の子たちはそれからも度々縛りつけた私の体を男子生徒に触らせる事に性的興奮を覚え出したのだった。
「昨日何回オナニーした?」
「リンゴはすけべだから4回はしてるはずよね?」
私は何も答えなかった。
私のこんな姿を思い出して、男子生徒たちは毎日オナニーしてるに違いない。
一緒になってる女の子たちだって、夜ベッドに入って熱い割れ目を指先で擦ってよがっているに違いないのだ。
私は…
私もそんな風に女の子たちの目の前で男子たちに犯される妄想をして毎日していたのだった。
「答えないのは容疑を認めたという事だな?マンコ揉みの刑だ。」
私は後退りして座り込もうとした。
それより早く、男子生徒の手がスカートの中に入り込んできた。
「やっべぇっ!モロ割れ目に刺さっちゃったよ。」
下着の上から一瞬触れただけだった。
「イヤだ、きったなぁいっ!
リンゴの汁がついちゃうわよ。」
「ホントだ、くっせぇっ!」
男子生徒は自分の鼻先に手をあてて叫んだ。
逃れようのない苦痛…
私はいつしかこんな姿で男子生徒たちに弄ばれる事に快楽を覚えていたのだ。
どうせやめてはくれないのだから、愉しめばいい。
私のせいでこうなったわけではないのだ。