ビーマイベイベー!-12
「ねぇ、下着、見えちゃってるよ?」
「……えっ?」
シノブが油断した隙に、わたしは挟み込まれた手を、股間に移動させた。
シノブが、あっ、という少し驚いたような顔をしているのが変に艶かしい。
中指が、布地越しに割れ目の肉の下部にめり込んでいる。その中指を、グーッと上に、動かした。
驚いたような顔から、眉間に皺が刻まれて少し切なそうな表情に変わった。
閉じている肉が左右に分かれて、指先に湿り気が感じられた。
何度か指を動かすと、はっきりと股布が湿ってその奥の肉がほぐれる感触が感じられた。
指の動きに合わせて、シノブの息が荒くなっている。
その快感に耐えている、わたしの顔をしたシノブの表情がなんとも悩ましくて、そのまま白いショーツを脱がそうとした。シノブは脱がされまいと、そこを押さえている。
「だ……めだよ……何をしようと……してるんだよ……」
「だって、久しぶりだし……シノブも、こういう事、いっぱいわたしにしたんだから……」
「そ、それは……」
「大丈夫よ、きっと、すごく気持ちいいから」
わたしは、一気にショーツを脱がせてしまう。
恥毛は、薄めだ。柔肉を直接触ると、ビクリと大きな反応があった。
声が出ないように、口を押さえているのが本物の女の子のようで、可愛らしい。
柔肉の上の小さな突起に触れると、激烈な反応をして、思わず泣くような声を漏らしていた。
最初は触られると敏感すぎて痛かったりもしたが、シノブがコツを掴んでくると、もうここで何回もイカされてしまったりしたものだ。
強すぎず、弱すぎず、指先で撫で擦った。
わたしがよかったのだから、シノブがよくないはずがない。
シノブはもう声を抑えるのも忘れて、涎を垂らしながら、喘ぎ声を出してしまっている。
なんて、エロい顔を……わたしも、こうだったのかしら。
いや、わたしの場合、もっと酷かったかもしれない。