母娘で事後処理-4
一人残された新司は、ソワァに座りながらソワソワしていた。ソワソワの要因の半分は緊張感、もう半分はエロい美弥子をじっくり観察したいスケベ心。新司は美弥子の透けた乳首を思い出す内に、うっかり半勃ち状態になってしまった。
(い、如何、結婚を申し込みに来たのに勃っちまった)
新司は気を紛らわすために、自分の携帯電話を取り出して、仕事のメールをチェックしだした。しかし、休日のこともあってチェックも直ぐに終わった。
そしてスケベの習性で、ついついさっき撮影した恵子の画像を開いてしまう新司だった。
ミニスカートの下から写したむき出しの股間の画像は、凄く緊迫感があってエロかった。階段の上でしゃがませた放尿ポーズは、あり得ない場所でのポーズだったこともあり、さらにエロさが上回っていた。新司のモノはさらに力強くなってきた。
(い、如何、本勃ちだ…)
新司は気の紛らわす物を求めて、視線をリビングの中へと移動させた。すると今の新司のスケベアンテナに、ビビッとヒットする物が有った。
(アレって、もしかしたらもしかするよな)
新司は額縁いっぱいに溢れる淫靡な肌色を見て、ヌードポスターが飾ってあることに気がづいた。
(若い娘が居るのにヌードポスターを居間に飾るなんて、やっぱり凄い家だな)
スケベな新司は気を紛らわすのも忘れて、ニヤニヤしながらその額縁に近づいていった。そしてそのモデルを見た途端、その動きをピタリと止めたのだった。そのまま数秒が経過した。
「プハ――――!はあ、はあ、はあ」
驚きの余りに、しばらく呼吸も止めていた新司は、酸素を求めて喘いだ。
「この一家は一体!」
新司が見たのは、もちろん恵子と美弥子の縦スジのワレメが並んだツーショット写真と、美弥子が放尿ポーズで股を開いた写真だった。
新司が訝しく思ったのは一瞬だった。スケベな新司は自分の思った通りに行動した。額縁を手に取り写真の中の美弥子の股間をじっくり観察しだしたのだ。新司のモノは痛いくらいに勃起していた。
その時、キッチンから恵子と美弥子がお茶のセットを手に持ち戻ってきた。新司がそっちを向くとなぜか二人とも上気した顔をしていた。そう、それはまるで今絶頂を迎えたばかりの如くだ。
「いや〜ん、新司さん、見ないで〜」
美弥子は新司が手にした物を見てそう言ったが、その顔はとても嬉しそうだった。
「あっ、す、すみません…」
新司は慌てて謝り、額を元の位置に戻した。
「新司さん、お母さんの写真見たの?」
恵子は新司に聞いた。
「な、何を?」
取りあえず新司はとぼけた。
「おまんこよ。あたしのおまんこのが映った写真よ」
新司がその写真を手にしたことで、美弥子は一気にことを進めることにし、もろにその言葉を口にした。
「い、いえ」
吃驚した新司は反射的に否定の言葉を口にした。
「その割には、ここが元気いっぱいじゃない」
美弥子はニヤニヤしながら、新司の股間に目を向けた。
「あっ、これは!」
新司は慌てて股間に手をやり隠した。
「いいのよ、健康な証拠じゃない。恵子の旦那様には健康な人が一番よ」
美弥子はニッコリと笑った。
「そ、そうですか」
豪胆な新司の筈だが、今日はこの一家に圧倒されっぱなしだった。
「さあ、取りあえず、お茶にしましょうよ」
恵子がうろたえる新司の手を取り、何事も無かったようにソファに座ると、美弥子は勃起をする新司の向かいに腰を下ろした。
そして、三者三様の思いを胸に秘めながら、3人は沈黙の中でお茶をたしなんだ。
その奇妙な沈黙は、まるで嵐の前の静けさのようだった。しかし、新司の心の中だけは、すでに興奮の嵐が吹き荒れていた。
(な、何なんだ、この家族は…)