女王様の命令は絶対です <中編>-7
「やっ…… ユイちゃ………… んっ ちょっと待って…………」
「待ちません………… もう待ちきれないです‥‥」
「ま、待ちきれないって…… やっぱり女同士でこういうのはその‥‥……」
「大丈夫です…… 全部私に任せてくれれば…………」
ゆっくりと両手で胸を揉みしだいては、指先で先端をつまみ上げるユイ。
「んっ…… で、でもっ………… あっ……」
「心配無いです…… 姉様の本当の初めてを奪うほど無粋な女じゃありませんから」
「あっ………… だ、だったら………… やぁっ……」
「あは、姉様の…… またこんなに硬くなってくれてる……」
そう言ってユイは私の硬く尖った乳首を口にふくんだかと思うと、
舌先で軽く転がしては、むしゃぶりつくように激しくそれを吸い上げた。
「んあっ…… だ、駄目ぇっ…………」
口ぶりとは裏腹に、その容赦無い攻めの愛撫に私は、
激しく身体を震わせながら、恥ずかしいくらいに奥から密を垂れ流していた。
「くす…… 姉様可愛い…………」
「やぁっ…… これ以上はホントに………… あぁっ……」
「あは、もうこんなに濡れてる………… それに手探りでもわかるくらいクリトリスが…………」
「あっ…… やっ………… ユイちゃ………… んんっ…… そこはホントに…………」
さっきまでの優しい笑顔とは違う、妖艶な顔つきで私を見つめるユイ。
知らぬ間にその右手は私の陰部をまさぐり、
言葉通り硬く突起したクリトリスを優しく、時にいたぶるように激しく責め立てた。
「はぁっ…… ま、待って………… そんなに激しくしちゃっ…………」
「じゃぁ………… ゆっくりならいいのですか?」
「んっ…… やぁっ………… い、意地悪っ…………」
私はそう言って顔を背けるも、その激しい責めにすっかり身体の力が抜けてしまい、
抵抗するどころかむしろその身を預けるように、
気がつくといつの間にやらすっかりユイの愛撫を受け入れていた。
「はぁ………… 姉様の感じてる顔みてると………… ユイも興奮しちゃいます」
「んっ…… ほ、ホントに?」
「はい………… もう身体が熱くて………… えっ…… あっ………… ね、姉様?」
「あは、ホントだ………… ユイちゃんのもこんなに…………」
思いがけない私の行動に、驚きのあまり動きが止まるユイ。
私は虚ろな目のまま、にっこりとユイに笑顔を向けると、
軽く指をまげ、まるで自分のそれを慰める時のように、
ゆっくりとそこを撫で上げていった。