相 愛 傘-2
『そういえば昔は、別々の傘で歩いてたよね』
『―…うん、そうだったね』
君と
肩を並べて
『それが今、ぴったりくっついて歩いてる』
同じことを考え
『こうして隣に居てくれるのが、貴方でよかった…』
そう言いすり寄ってくる君
『私を好きでいてくれて…有り難う//』
君と
通じ合える事は
こんなにも、嬉しい
『僕も同じだよ』