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王様じゃんけん
【幼馴染 官能小説】

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名も無き王のささやかな企み-2

暗闇の中、隆の左手をギュッと抑えながら、
はぁはぁと荒い息を吐く私。
少しずつ指を動かしながらすっかりその身を隆に預けていると、
不意におしりに熱いものを感じてはいっそう興奮が増していく。

「んっ…… 隆の………… 当たってる……」
「ごめん…… だって夏樹姉ちゃんの感じてる姿見てたら……」

そう言いながらもギュッと腰を押し付けては、
その散在感をいっそうあらわにする隆。

太くて硬い隆のおちんちん。

この間はあまりに気持ちよさげな隆を目にして、
思わずお口にふくんでは射精させちゃったけれど、
いつかこれが私の中に入ってくるのかもしれないと想像すると、
それだけで激しく興奮してしまっては指の動きが速まっていくのがわかる。

「あっ…… んんっ…………」
「気持ちいい?」
「やっ…… そんな事…… んんっ…… き、聞かないで…………」

隆の腰がゆっくりと動いているのがわかる。

「夏樹姉ちゃん…………」

私の胸をギュッと鷲掴みにしながら、
まるで犬のように何度も激しく首筋を舐めながら、
隆もまた私を見て興奮してくれているみたいだ。

「あっ…… 隆っ………… んっ…… やぁっ…………」
「すごい敏感なんだね? 我慢なんてしないで…… イきそうになったらイってくれていいよ?」

熱い吐息と共に注がれる隆の囁き。
下着越しに浮き出るクリトリスはすっかり硬く膨張しており、
隆に言われるまでもなく私は、すぐにでも果ててしまいそうなくらい感じていた。

「んんっ…… でもっ………… こ、ここでっ?」

虚ろな目で私がそう呟くと、
右手を胸元から抜き出し、ゆっくりとその手を私の太股に移動させる隆。

「どうしたの? まだイきたくない?」
「あっ…… やっ…………」

手を重ね、まるで押しのけるように私の手を移動させたかと思うと、
突然、太い大きな隆の指が、濡れた下着の上に当てがわれた。

「あっ…… 駄目ぇっ………… さ、触らないって約束っ…… んっ…………」

指をそっと割れ目に沿わせ、まるで沈めるように押し込んだかと思うと、
激しくそれを震わせては、小刻みに振動を与える隆。

「いやっ…… そんなにしちゃっ………… はぁっ…… も、もっとゆっくり…………」

濡れた膣口に、硬く尖ったクリトリスに、未だ感じた事のない刺激が私を襲う。

そのあまりの気持ち良さに私の腰はガクガク震え、
そこに触れられた恥ずかしさなど忘れるほどに、
頭の中はすっかり真っ白になっていた。


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