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空っぽ
【OL/お姉さん 官能小説】

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空っぽ-5

「ヤダぁ、なにこれっ!
キモ〜イぃ…」

今度はアップにして撮影した。
さっきの「ヤリマン」とは反対に拓実を咥える口のところしか写っていない。

それでもハート星人よりはマシだと思った。

「今度は合体してるとこ…
ホラ、腰上げろよ。」

仰向けになった私のアソコにずるっと挿入してきた。
いつもならば抱き合って、腰を振り合うのだけれどカメラを入れなければならないので体はへんに離れて、アソコだけが繋がってるおかしな格好だった。

「あっ…ぁ…っ…」

体は離れているのに強く上に引っ張られて穴が拡がっちゃうんじゃないかと思うほど気持ちいい。
ごつごつと奥まで突かれて、抜け落ちてしまいそうになるぐらいに引き抜かれた。

頭の中がまた空っぽになってきて、私は枕にしているクッションの片端をぎゅっと握りしめていた。

イク…イキそぅ…

びくびくと太ももの付け根が震え出した頃にさっと抜かれて、私は何もないのに一人ベッドの上にきゅぅ…っとなっている。
胸がまだ激しく打って二回目の時は時々なる事だけど、この前中野君と神崎君と三人でした時にもアソコから汁みたいなのがぴゅっと出てしまった。

今もちょっと漏らしちゃったみたいだった。

拓実はといえば、真っ直ぐにパソコンに向かって私の中に拓実が入ってる写真をさっきのところに貼り付けていた。

「それ…何なの?」

「自分の彼女を自慢するサイトだよ。
見てみろよ、さっきの写真だけでもう300ヒットを越えてるぜ。」

パソコンの中を覗くと色んな人たちが撮影したエッチな写真がそれぞれの棚に収まっていた。
私の写真の欄は一番上だった。

次々に見ていくとSMプレイみたいのがいっぱいあって私はちょっと怖くなった。
拓実は「Taku」という名前で参加してるらしい。

それで「Taku」のところを押して見たら細かな日付がいくつか並んでいて、適当なとこをまた選んだら私の知ってた頃のこの部屋でやっぱり女の子がアソコを拡げている写真が出てきた。

そこでトイレにでも立ったのかと思った拓実が戻ってきて言った。

「今度はこれをケツの穴に挿してバックの写真撮ってみようよ。」

手には蛍光ペンを持っていた。

「もう飽きちゃった、私寝る。」

「ノリノリだったじゃん、どうしたんだよ?」

私は黙って下着をつけるとベッドに潜り込んで背中を向けた。


ヤキモチなの?…
拓実なんか誰かに盗られても私は少しも困らない。
それより、拓実はいやらしいからイヤだ。

エッチは好きだけど、いやらしいのって嫌いかも知れない。
どう違うのか私には分からないけど…



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