朝-9
「はあっ!うぅんっ奥……奥がぁ……」
子宮口の根元の上の方を擦られる度に中がきゅうっと縮む。
奥がこんなに感じるなんて……強く突かれてるワケじゃないのに、ただ触れてるだけなのに次から次へと快感が湧き出てくる。
「うぁあっ……あぁぁああ……」
喘ぎ声も甲高いものじゃなくて、自然に出てくるみたいな……声というか音。
「ああっあぁ……ふうぅっあぁうぅぅ」
口から舌がこぼれ出て、涎が止めどなく流れる。
あぁ……私……今……狂ってる……。
「はあっあぁああ……イ……きそう……あぁああ」
ぐうんっと快楽が沸き上がって躰が風船みたいに膨らんだ感覚の後、唐突に爆発した。
「ああぁアァァーーーっ!」
大きく背中が反って、痙攣よりも激しい痙攣が全身を襲う。
「ぅああぁっ」
しかも、治まらない……それ所かまだまだ沸き上がってくる。
「はあうぅあぁああっ」
続け様に絶頂に押し上げられた。
だめ、だめこれ以上イッたらっ。
「ふあぁあぁぁぁ」
頂から急速に落とされた感覚に、私のリミッターがプツリと切れて意識が飛んだ。
遠退く意識の片隅で、胎内に熱いモノが注がれたのが分かり私は嬉しそうなため息をつくのだった。
「ふっ……うぅ……」
額が冷たい……気持ち良い〜。
「んあ?」
意識が戻った途端、ぶわっと記憶が戻り自分でも分かるぐらいに全身が赤くなる。
布団に包まれた躰をガバッと起こすと、額に乗せられていた濡れタオルがパタンと落ちた。
「ア〜サ〜ヒ?」
左側からたくましい腕が伸びてきて抱き寄せられる。
「きゃっ」
「気がついた?」
しっかりと男……陽太の胸に抱かれて、私の心臓がバクバクとうるさいぐらいに鳴った。
「ぁ……いや……その……」
無茶苦茶恥ずかしい……男2人に犯されて狂ったようにイク女なんて……いつもクールで通してたのに……うぅ……逃げ出したい。
「もの凄い可愛かったよ」
反対側に居た夕也が私の腰に手を回して肩に唇を落とした。