朝-5
「ンっ!ンンっ!ンン」
ズクンズクンと子宮が跳ねて快感が押し寄せる。
「イキそう?イキなよ」
陽太が更に強く指を押し付け、夕也が乳首をカリッと噛んだ。
「ンンン゛ーーー!!」
躰が爆発して意識が一瞬飛んだ。
ビクビク跳ねながら細かく痙攣する躰に戸惑っている私の目に映ったのは陽太の微笑み。
「ん……ふぅ……ふっ」
強張っていた躰から力が抜けてぐったりとベットに沈んだ。
縛られた手首が痛い……塞がれてるから息が苦しい……ふわふわとした余韻の中、ぼんやり考えていたら、口を塞いでいたハンカチが夕也の手によって解かれた。
「はふっ……はぁ……はぁ……」
酸素がこんなに美味しいものだとは知らなかったわ。
出来るだけ肺に空気を取り込もうとして胸が大きく上下に動く。
「朝陽、可愛い」
陽太が私の左横に寝そべって髪を指に絡めた。
うるさい、さっき可愛くないって言ったクセに。
言い返したいけど酸素の方が大事なので目を反らして無視した。
「どうだった?朝陽?」
目を反らした先には私の右側に寝そべった夕也が居て、私のお腹を撫でながら聞いてくる。
「はっ……んっ……う…るさい……外し…て……はうっ」
私の答えに困ったように笑う夕夜。
「答えになってないよ、朝陽。ちゃんと答えるまで続けるからね」
お腹を撫でていた夕也の手がパンツの中に潜り込んだ。
「いやっ夕也の馬鹿!止めて!」
脚を閉じて夕也に懇願するも、夕也は優しい微笑みを浮かべたまま茂みを掻き分けていく。
このっ陰険サド男!
クチュ
小さい音だったがハッキリと聞こえた、自分のいやらしい愛液の音。
恥ずかしくて死にそうだ。
「凄いよ朝陽……胸だけでこんなに濡れるなんて」
クチュクチュとわざと音をたてる夕也。
「んあぁ…やめてって……あぅう…」
指がクリトリスを掠める度に躰が反応する。
「これ、邪魔だから脱がすね?」
「ぁ……嫌だって……言ってる…のにぃ……」
夕也は私の事なんか無視してパンツを脱がしてしまった。