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ハニービー
【コメディ 官能小説】

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ハニービー-7

「ねぇ、少しは、元気出してくれた?」
「あ、ああ、まあ、多分」
「多分〜〜〜〜〜?」

 ハナは、俺の気のない返事に気を悪くしたのか声を荒げると、その手を俺の股間に伸ばした。
 突然のことで驚いて、俺の体はビクリと震えた。
 そのまま、ハナは体を密着させたまま、指でそっと俺の股間のものを掴んでいる。

「なんだ、すごく、元気になってるじゃない。まったく、素直じゃないんだから」
「お、おい、突然、何をするんだよ」
「何って……ナニをするのよ。あなたも、こういうのを期待してたんでしょう?」

 ハナはその白く細い指先で、俺の硬直した筒を優しく扱きはじめた。
 彼女の指使いは多少ぎこちなく、おっかなびっくりやっているような気がするが、男慣れしていないような妙なリアル感があり却って気持ちが昂ってきた。
 
「も、もう少し、強くしてくれないかな」
「え? こ、こうするの? こんな感じでいい?」
「そ、そうそう、そんな感じで!」

 だんだん、俺のものに快感が充填されていく。
 ハナの表情は、俺の背後にいるから見えないのだが、今までとは違って何か慌てているような気がした。妙に素人臭いというか。
 もっとも、俺自身過去に玄人の世話になった事が無いから判断がつかない。
 ただ、ハナの一生懸命な感じは伝わってきている。

「あ、あのさ、もしかして、もう出しちゃいそう、なの?」
「え? ああ、うん……もうそろそろ我慢出来ない、かも」
「良かったらなんだけど、口で、してあげてもいいわ。それとも、このままでいい?」
「じゃあ、口で、お願い、します」
「そ、そう。口で、するのね……」

 
 俺はハナの指示に従って、風呂の縁のところに腰掛けている。
 その股間にハナの小さな頭があり、俺の勃起を動物園の珍獣でも見るかのようにまじまじと見つめている。
 口を小さく開けて、少し顔を赤く、恥ずかしげにしている。
 ハナは上半身裸になっているのを忘れているのか、そのまま乳房を晒していた。
 形の良い乳房の先端が、うっすら尖っていた。
 そこを見つめていると、俺の股間もますます膨張してくるような気がする。

「おい、そんなに見てばっかりいるなよ、恥ずかしいだろ」
「あ、うん、そ、そうね。じゃあ、早速……指で弾いたりしていい?」
「駄目に決まってるだろ。その中指でデコピンするような構えはやめろ」
「そうね……デコピン、痛いものね。じゃ、じゃあ、いきます!」


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