ポテトサラダができるまで-4
ザッ、と音がして、彼女は湯の中から大きなザルの上に引き上げられた。もうもうと立ち上る湯気が、彼女の恥ずかしい姿を隠してくれる。荒々しい動作で湯を切られ、キュウリや卵たちと一緒に銀色のボールの中に投げ込まれた。
い、痛い……もっと優しくして……
そんな言葉はどこにも届かず、動揺する彼女を銀色の棒が襲う。フォーク。彼は彼女を貫いただけではなく、内側から一気に掻きまわし始めた。
いやあっ!あっ、あっ……だめっ……そんな、そんなことしたら……あああああっ!!
まわりから卵やキュウリたちの絶叫も聞こえる。それでも彼の動きは止まらず、激しい動作が繰り返される。体が擦れ合うたびに、くちゅくちゅと粘ついた音が響く。全身が壊されていく。すべてがどろどろに溶けてしまう。でも、気持ちいい。掻きまわされるたびに快感が大きくなる。
あぁん……んっ……だめ、だ……め……あっ、でも……もっと……欲しい……
彼の動きが止まる。そして次の瞬間、どろりとした白い液体が彼女の全身を包み込んだ。マヨネーズ。再び彼らの激しい動きが始まる。マヨネーズに全身を愛撫され、フォークに貫かれながら彼女は絶頂を迎えた。
き……気持ちいい、いくっ、いっちゃううううううう!!!!
そのぐったりと力を失った体に、さらに胡椒がまぶされ、追い打ちをかけるようにフォークが突き上げてくる。もう彼女には抵抗する気持ちなどひとかけらも残っていなかった。