煩悩だらけの会社-1
「アケミくん、大みそかにまで出勤させて申し 訳ない」
社長は女性社員のアケミに向かってぺこりと頭を下げた。
「本当ですよ社長、しかもこんな夕方の中途半端な時間だなんて。労働基準監督署に訴えたいところですよ」
アケミは頭を下げる社長に向かって口をすぼめて言った。
「おいおい、驚かさないでくれよ」
困り顔の社長にアケミは少しだけ気を良くした。
「まあいいでしょ。どうせ1人で暇だし」
「すまん、助かるよ」
「でも社長、お得意先はとっくに休みですよ。電話も無いしアケミに出来るお仕事なんてあるんですか?」
「え〜っと、今日の仕事はそんなんじゃなく て…」
社長は少し言い淀んだ。
「何ですか?」
「ホラ今年は業績がイマイチだったし、ちょっと気を引き締めてだな…」
「気を引き締める?大みそかに?アケミの事務仕事には関係無さそうですけど」
「いや、ほら、う〜ん、どう言ったらいいかな」
「なんですか?じれったいなあ」
「ホラ、よく言うじゃないか、大みそかに除夜の鐘を108回突いて煩悩を振り払うってヤツ。だから我が社も運気を上げるためにだね、その〜」
「除夜の鐘―――?アケミも一緒に突きに行けと?」
アケミは不機嫌な顔で社長を睨みつけた。何故ならアケミは寒い所が苦手で、深夜に寺に行くなんてアケミには苦痛以外の何物でも無かったのだ。
「うっ、そ、そんなに睨まなくても…」
アケミの迫力に社長はたじろいだ。
「い・や・で・す!アケミはこたつに入って紅白見るんだもん!」
「う〜ん、仕方がない、寂しく1人で行くか 」
社長は残念そうに肩を落とした。
アケミはそんな社長を見て少し可哀想になってきた。
「社長、ワザワザそんな寒い所に行かなくて も煩悩を振り払うことができますよ」
「どういう事だい?」
「こういう事よ♪」
アケミはそう言いながら自分の机の上に座り、社長に向かって短いスカートからスラリと伸びた足をM字に開いて妖しく微笑んだ。
社長がアケミの下着に目を向けると、そこにはワレメにそって淫らな滲みができていて、雌の匂いが辺りに漂った。
「ちょっと違うような気がするけど…」
社長はそう言いながらもその卑猥な滲みに吸い込まれるように顔を近づけ、鼻を擦りつけてクンクンと匂いを嗅いだ。
「相変わらずアケミ君は仕事が早いね〜。雌の匂いプンプンで準備万端じゃないか。有能な部下を持って幸せだよ」
そつの無い社員の働きに感心した社長は、ご褒美とばかりにアケミの服の上からノーブラの乳首をクリクリと摘まんだ。
「ああん、これも会社のためです、あっ、あっあ〜ん」
乳首がとても敏感なアケミは恍惚の表情を浮かべて、さらに淫らな滲みを広げていった。
しかし、ただ喘ぐだけではなかった。アケミは有能な部下らしく、悶えながも社長の下半身に手を伸ばし、ズボンの上から社長のモノの状態を確かめた。
「ああん、準備万端じゃないですか。さすが社長です」
こちらもデキル上司に嬉しくなったアケミは、机から降りて社長の前に身をかがめた。そしてウキウキしながら社長のズボンと下着をズリ降ろすと、ギンギンに勃起した社長のモノを手に取り頬擦りをした。
「ああん、もうこんなに反り返って」
「仕事が早いのがオレのモットーだかなら」
恍惚の表情を浮かべるアケミを見降ろしながら、仕事のできる社長はニヤリと微笑んだ。