その色っぽい唇に僕は酔う-1
一昨日。
帰り支度をする君を抱き締め、キスをしながらジーンズの上から触れ、我慢出来なくなった僕はそのファスナーを下ろし、手で直に触れた。
君は十分に潤っていた。
後ろに倒れる君に覆い被さった僕は、夢中で君の唇を吸い、舌を差し入れる。
その甘い吐息に僕は君の下着ごとジーンズを下ろし分け入った。
今日は君を返したくない、そう思いながら何度も何度も突いた。
そう、一昨日、あんなに愛し合ったはずなのに、僕の心と体が君を欲している。
約束の2時間も前に着いている僕の元へ、君は仕事を抜け出し出て来るとバタバタと車に乗り込みキスをしてきた。
唇を離すと君は、照れた時特有の幼稚な言葉遣いで顔を赤らめながら言った。
「唾を頂戴。あなたのは甘くて、たまらなく美味しいの」
言われた僕は更に恥ずかしくなって「もうないよ」と応える。
そうすると君は、その色っぽい唇を尖らせ頬を膨らませ「じゃあ、チュウ」と目を閉じ、僕を待つ。
あぁ・・・そんな君が愛しくて愛しくてたまらない。