署長の娘を犯る。-6
「んんん…」
留美が目を覚ましたのは深夜3時。
「あれ…私…。」
全く記憶がない。合コンで騒いでいたのは覚えているが、今いる場所は全く分からなかった。
「えっ?ここどこ??な、何なの、この汚い部屋!?」
コンクリートの壁で囲まれた埃だらけの汚い部屋に驚く。生活感がなく、廃墟の一室みたいだ。
「な、何?何なの!?」
手が頭の上で拘束されているのに気づいた。見ると手錠がかけられていた。
「えっ??」
そして自分の体を見ると婦警の制服を身に纏っているのにも気づいた。
「な、何これ!?何で婦警さんのカッコしてるの!?」
訳が分からない。どうして自分がここにいてこんな姿をしているのか必死に思い出すが、全然思い出せない。
するとドアが開く。
「だ、誰!?」
不気味だ。入ってくる男を恐怖に溢れた目で凝視していた。
「な、何なの!あなた!?」
覆面をした男を見てさらに怖くなる。
「ったくいつまで寝てるんだよ、バカ女が。」
「な、何よ!!」
「へへへ、茶髪に婦警の制服…、お前AVの婦警みたいだな。」
「な、何よ!あんた何なのよ!!」
「俺?俺はレイパーさ。」
「レ、レイパー??」
「ああ。はっきり言う。お前は俺にレイプされるんだよ。」
「えっ…?も、もしかしてあんたがパパの言ってた連続婦警レイプ事件の犯人…!?」
「ああ、そうだ。」
一夫から話は聞いていた。婦警が立て続けにレイプされている事件が起きていると。留美は悪寒が走った。
「パパは婦警だけを狙ってるって…。私は婦警じゃないわ!!」
「おいおい、勝手に決めるなよ。婦警だけを狙ってるって言うのは警察が勝手に決めただけで、俺は別に婦警限定じゃないんだぜ?狙った女は誰でもレイプするのさ。」
「そ、そんな…!な、何で私が狙われるの!?」
「理由は2つ。1つは、お前のパパは俺様の起こしたレイプ捜査に全く協力市内から、ムカつくからさ。娘がレイプされりゃ本気になるだろ?」
「わ、私は関係ないじゃん!!」
「うるせぇ、バカ。あと1つは、お前、パパに頼んで知り合いの交通違反とかもみ消して貰ってるよな?そういう権力使って汚ねぇ事する奴、嫌いなんだよね。そうしたら警察が婦警にわざと刺激的な服着せておとり捜査だなんてして、触発されて痴漢して捕まった奴らとか可哀想だろ?」
「痴漢した奴らだなんて知らないわよ!!」
「うるせぇぞ?バカ女!!」
がたいのいい覆面男に怒鳴られ萎縮した。