社員教育-1
目が覚めたとき、なぎさは全裸だった。窓が無く、薄暗い小部屋。細い縄を全身に掛けられ、両手は頭の上で、両足は左右に大きく開いた状態で縛りあげられていた。「教育係」と称する若い男が微笑む。
「気がつきましたか? 今日から卯原さんの教育係になりました、関田です。お昼間は大変でしたね。さぞ驚かれたことでしょう。
卯原さんはどのように思われているかわかりませんが、ストレス社会の中ではこういうあなたのような仕事も立派なビジネスとして成り立つのです。常時、主治医がつきますので性病や傷の手当て、妊娠の際にも適切に処置させていただきます。派遣された先の企業で、男性社員のストレスをしっかりとその体で受け止めるのがあなたの仕事です。いまからするのは、そのための訓練です。慣れないうちは辛いかもしれませんが、頑張ってくださいね」
「はい……あっ……んっ!」
軽いモーター音と共に胸に刺激が走る。乳首の先に貼り付けられたローターが微弱な振動を始める。
「ああ、とても敏感になっていますね。いいですよ、もっと喘いでください。反応が薄いと男性は萎えてしまいますからね……」
そう言いながら、関田は手元のスイッチをまた操作した。今度は股間に同じ刺激が与えられる。壁に取り付けられた鏡に、縛られながらいやらしい表情でもだえる女の姿が映った。せっかく綺麗にまとめたはずの髪は乱れ、白い肌のあちこちに紫色のあざができている。
「ん、や、やああああっ!!」
「剥き出しのクリトリスにローターを使われると気持ちいいでしょう? ほら、さっきまで乾いていたのに、もうおまんこがぐちょぐちょになっていますよ。社員として働いてもらうためにはこちらのほうもしっかり開発しなくてはいけませんし」
関田は細めのバイブを手に取り、なぎさのアナルに突き立てた。入口では抵抗を見せたそれも、やがてなぎさの中にずっぽりと挿入された。
「んぐっ……ぐううううっ……」
「苦しいでしょう? でもすぐに慣れますよ」
バイブのスイッチが入れられ、直腸まで掻きまわされる。さらに極太のグロテスクなバイブが膣内に押し込まれた。バイブの凹凸が膣壁をぎゅんぎゅんと責め立てる。二本のバイブがなぎさの体内で擦れ合い、壊れてしまいそうな快感に襲われる。